以前の私のブログでも書いたように、日本の保育園の様な一つの施設に年齢別に分けたクラスがある所は余りありません。その代わりに年齢別に分けた色んな種類のデイケアがあります。
BC州の話をすると、特に1歳児のデイケアを探すのは、現時点では大変困難な状態になっています。私のデイケアはファミリーチャイルドケアに分類され、1歳児は基本的に2人までしか引き受けることが出来ません。申請をすれば1人余分に預かることもできますが、2‐3歳児に比べると断然手が掛かるし、他の年齢層との人数調整もかなり面倒なことになるため、私もどちらかと言うと余分には引き受けたくありません。この様な状況下で、BC州政府も補助金を増やしたり、日本の保育園の様な施設を作る話もありますが、まだまだ時間がかかりそうです。
2歳児以上のデイケアであれば、自分の選択肢も増え選り好みもできますが、1歳児となるとまずは空きを見つけることが先決となります。運が良ければ、直ぐに見つかることもありますが、なかなか見つからないこともありますし、どこでもいいと言う訳にはいきませんので、できるだけ早くデイケア探しを始める事が肝心です。妊娠が分かった時点で少しずつ探し始めてください。やはり、信頼のおけるデイケアに越したことはありませんので、まずは友人や周りの人にいいデイケアを知っていないか聞き始めましょう。この方法で見た受かるのが一番理想的な方法ですが、それで見つからなければ、BC州のホームページにあるBC州の認可受けたチャイルドケアが記載してあるChild Care Mapで、自宅に近いデイケアか勤め先に近いデイケアに連絡して、空きがあるか確認してください。認可を受けたチャイルドケアの場合、BC州の補助金制度「Child Care Fee Reduction Initiative (CCFRI)」 や「Affordable Child Care Benefit (ACCB)」 を受けられる可能性があります。それでも見つけられない場合は、BC州のホームページにあるChild Care Referral Serviceに紹介してもらってもよいでしょう。
デイケアを探す時に確認するべき事項
デイケアのいい所と悪い所
ファミリーチャイルドケアは1歳から12歳の子供を預かれるわけですから、子供の年齢層が幅広く、子供たちは必然的にお互い助け合ったりします。ですので、誰とでも遊べて人の気持ちを理解できる優しい子供に成長する傾向にあります。グループのサイズもそれほど大きくないので、ケアテイカーの目が届きやすく、愛情を受けて成長することが出来ます。逆に、年齢層が幅広い為にアカデミックなことは、グループデイケアの様には行い辛い傾向にあります。認可のファミリチャイルドケアの料金は毎月＄1000前後が相場ですが、無認可のチャイルドケアは規定がない分料金は比較的安めですが、安全性やプログラム内容面でも問題がある可能性もあります。最寄りのChild Care Resource and Referral Centres に登録してある無認可のチャイルドケアであれば、ある程度の規定に従っていますので、比較的安心できると思います。決める前には必ず、どの様な所か自分の目で確かめるようにしましょう。
グループチャイルドケアの場合は、同じ年齢の子供たちのグループなので、より建設的でアカデミックなプログラムを受けることが出来ます。しかし、人数も多いのでファミリチャイルドケアーの様には目が届かない傾向にあります。また、料金もファミリーチャイルドケアに比べると、約4割増しの料金設定されています。
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