今年のバンクーバーの5月は本当に寒いです。
昼間でも気温が15度にも上がらず、朝晩はジャケットが必要なほど寒いです。
数日前は梅雨時の雨かと思うくらいの大雨が降り、昨日はやっと晴れたのに強風が吹き荒れたりと、なかなかお野菜の苗を植えられる気候になりません。
2週間前に少し暖かくなったのでトマトの苗を買っておいたのが、寒くてお外に出せなくて屋内に置いている内に、家の中でずいぶん大きく育っています。
今日はやっと春らしい気候になったので、少しお庭の世話をしました。
今、私のお庭で一番エキサイティングなのは、先日の記事「梨の木の栽培 花が散ったら摘果をします」で話題にした西洋梨の木です。
あれから1週間が過ぎ、摘果後に残った梨の赤ちゃんが今のところスクスク育っています。
我が家の西洋梨の木は、5種類の異なる品種の梨の木の枝が接ぎ木されています。
去年はBarlett(バーレット)という品種の梨が一つだけが実りましたが、6年目の今年は5種類ともすべて果実を実らせています。
咲いた花がすべて梨になるわけではないので、残った果実はとても愛おしく、人間の赤ちゃんを見ているように成長を見ていてワクワクします。
という事で、9月の収穫日まで成長日記をつけようと思います。
こちらの写真は今日5月20日に撮影しました。
Red Barlett
レッド・バートレットというだけあって、赤い実がなっていますが、枝も茶色が濃く、葉っぱの縁が赤みがかっていて、葉っぱ全体の色も他の梨の枝に比べると濃い緑色をしていてます。
果実の数:5個
Comice
コミスは、お店でよく見る緑色の梨です。
果実全体が緑色で卵型をしています。
枝の成長は、5種類の枝の中で一番早く、枝数も一番多いです。
果実の数:12個
Anjou
アンジュは、緑をベースに少し赤いっぽいオレンジのチークを施した丸い形をしています。
こちらの枝の成長は、コミスと同じくらい早く、枝数も多いです。
果実の数:4個
Conference
コンフェレンスは、緑色をベースにアンジュよりも少し多めのチークを付けています。
首の部分が他の梨と比べると細長く伸びています。
こちらも枝はそんなに長く伸びていません。
果実の数:6個
Bartlett
バーレットは、コンフェレンスと同じような色をしていて、少し首元が長いですが、コンフェレンスほど細長くはなく、丸っこい形をしています。
こちらの枝の成長は、コミスほどではありませんが、結構長く成長しています。
果実の数も他の種類より多く実っています。
果実の数:16個
しばらくすると、葉っぱに黄色い斑点ができる病気にかかったり、果実に虫が付いたりする可能性があります。
まずは、もう少し大きくなったら、果実に袋がけをして保護しようかと思っています。
全て収穫とはいかない可能性がありますが、頑張って育てていきたいと思います。
成長が楽しみです。