二年前に豊作だった我が家のりんごの木。
合計で41個収穫することができました。
ところが、たったの1個。
1. 摘果不足
ネットで調べてみたら、欲張って摘果が足りないと、翌年の収穫に影響すると分かりました。
本来は大きくて甘いりんごを収穫するには、一纏りの花の部分に一つずつだけ残すのが良いのですが、私は欲張って2個ずつ残してしまいました。
まだ小さい木なのに負担がかかりすぎたのかもしれません。
去年は果実の収穫が悪くても、木の成長がとても旺盛だったので、今年こそは収穫が見込めると楽しみにしていましたが、期待に外れて余りりんごの実がなりそうにありません。
その原因はたぶん
2. 病気
原因の一つとして考えられるのが、木の幹や枝に発生する細菌による病気です。
その病気に感染すると、感染場所がスカスカになり枯れてしまいます。
我が家の木もおととしの夏に初めてこの病気にかかりました。
ネットで色々と調べてみましたが、対処法に関しての記事が無かったので、独自の判断でその部分を削り落とし癒着剤を塗って処置しました。
その処置のお陰で去年はその病気は発生せず、幹や枝も元気に育ちました。
しかし今年の4月に再感染してしまい、発見した時はかなりの広範囲に広がっていました。
その部分は以前と同じく削り取って癒着剤を塗りました。
下の写真は、今回の処置の時に撮影したものです。
局部の上と下に乾燥した黒い癒着剤が見えますが、そこがおととし同じように処置して無事に元気になった部分です。
これに加えて今年は気温も低く、家の北側にあり、オープンなスペースにある裏庭では寒い風にさらされることもあり、花の咲き方が余り良くありません。
そして、今回散歩をしていて、もう一つの原因が判明しました。
3. 授粉不足
りんごの木は、自分の花の花粉だけでは授粉が困難で、近くに他のりんごの木(同じ種類でなくてもいい)があるほうが実がなりやすいと言われています。
我が家の木は一本だけなのに、二年前はどうして豊作だったんでしょう。
実は、二年前には近所の家の庭にグラニースミスのりんごの木がありました。
その家が新しく建て直されていて、その時に庭のりんごの木の枝を全て切り落としてしまっていました。
今回散歩中にそのことに気付き、これが不作の大きな原因だという事に気付きました。
旦那さんにその事を説明したら、もう一本りんごの木を植えようかと言ってました。
近所の木は枯れたわけではなく、お花が一つ二つ咲いていました。
来年はもっと枝が伸びて花の数も増えるのではないかと思います。
もう一本りんごの木を植えるか、近所の木に期待するか悩みどころです。