私のブログが初めての方は、まずこちらをお読みください。
カナダでは、急激なインフレの対応策として、Bank of Canadaが既に今年に入って二回金利値上げを発表しました。
それでもインフレの冷却の兆しが見えていません。
専門家によれば、この夏また金利を値上げすると予測しています。
私達の住宅ローンが、12月に契約更新がやってきます。
6ヶ月以内に手続きの開始が出来ると聞いていますが、果たして固定金利にするべきか変動金利にするべきか悩んでいます。
これから家を買おうと思っている方、実際に住宅ローンを持っている方には大きく影響してくる内容です。
今回のニュースでは、金利の上昇で影響を受ける住宅ローンに関しても情報がありましたので、その部分を和訳したいと思います。
英語版のニュース記事はこちらです。
(2022年5月30日投稿記事)
ベンチマーク金利の上昇により、カナダの大手銀行はすでにプライムレートを引き上げるようになりました。この変更により、変動金利の住宅ローンを含む、ベンチマークに関連するローンのコストが増加します。
先月発効したカナダのビッグシックス銀行(RBC、TD銀行、CIBC、BMO、スコシアバンク、国立銀行)はすべて、プライムレートを2.70%から3.20%に引き上げると発表しました。
「すでに変動金利の住宅ローンを持っている消費者は、住宅ローンの支払いにもう少しお金を払う準備をしているはずです」と、LowestRates.caの住宅ローンの専門家であるLeahZlatkinは述べています。
事前承認を受けた人は、住宅ローンのストレステストにまだ合格できるかどうかを確認する必要があると彼女は述べました。 2018年に連邦自由党政府によって導入されたこのテストでは、住宅ローンの利率に2パーセントポイントを加えた額または5.25パーセントの利率のいずれか高い方を支払う余裕があることを証明するために購入希望者がテストを受ける必要があります。
「変動率を検討していて、より高い率(2.8%に近い率)で事前承認されている場合は、このレベルがストレス能力に影響を与えるかどうかを検討し始めた方が良いでしょう。」と述べました。
しかし、住宅価格がさらに下落し始めた場合、購入者は、現在より多くの利息を払わないといけないにもかかわらず、数か月前に適格とされた同じ住宅を購入できる可能性があります。 「より多くの利子を払っていますが、実際には家自体により少ないお金を払っています。」
一方、Ratehub.caの共同創設者でCanWiseFinancialの住宅ローン仲介業者の社長であるJamesLaird氏は、固定金利はすでに1.75%から2%上昇していると述べています。
「予想される利上げを考えると、多くのカナダ人は変動金利を固定金利に変換することを選択しています。しかし、変動金利は今日の固定金利よりもはるかに低く、歴史的に長期的には大幅な節約になるため、変動金利に固執している人もいます」とLaird氏は先週述べました。
まとめ
上記のニュース記事によると、今のところ変動金利の方が率が良いようなことを書いていますので、銀行に問い合わせて調べてみようかと思います。
今年は銀行の金利の上昇は続くとみられますが、来年以降に下らないとも言えないし、もし下がったら、固定にしていると損しますよね。
だからと言ってこれ以上上がらないとも限らないし、投資もそうですが、未来が見れる眼鏡が欲しいものです。