先日裏庭で捕獲したトンボ。
捕獲後大きなタッパーに入れてデイケアの子供たちと観察した後、逃がしてあげようと思ったら、私の指に停まって動かない。
写真を撮ったり触ったり、挙句の果てには子供たちの指から指へと渡り歩き、しばらく遊んでくれました。
子供たちと一通り遊んだら、元気に飛んでいきました。
トンボ狩りは何度もしたことがありますが、こんな体験は初めてです。
本当に神秘的な体験でした。
日本では、トンボってとても好意的に思われている虫ですよね。
それで、なんか意味があるんじゃないかと思って調べてみました。
以下、ウィキペディアからの引用です。
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日本
トンボは素早く飛び回り害虫を捕食し、また前にしか進まず退かないところから「不退転(退くに転ぜず、決して退却をしない)」の精神を表すものとして、「勝ち虫」とも呼ばれ、一種の縁起物として特に武士に喜ばれた。戦国時代には兜や鎧、箙(えびら)刀の鍔(つば)などの武具、陣羽織や印籠の装飾に用いられた。徳川四天王の一人本多忠勝は蜻蛉切(とんぼぎり)とよばれる長さ2丈(約6m)におよぶという長槍を愛用した。その名の由来は蜻蛉が穂先に止まった途端に真っ二つに切れてしまったという逸話にちなんでいる。
目的地まで来て、すぐに引き返す意味で「蜻蛉返り」という言葉も用いられる。
トンボ取りは子供の遊びである。目玉の大きいトンボの目の前で、指を回して目を回させようとするのは、実際の効果は高くない。戦前は竹竿の先にトリモチをつけてとるのが一般的だったようだ。また、小さな石を糸の両端に結びつけ、これを投げ上げる方法も伝えられている。トンボが小昆虫と間違えて接近すると糸が絡まって落ちてくる、というものである。竹を削った玩具で竹とんぼも古くから子供の間で親しまれている。
いずれにしても日本ほどトンボに対するイメージが豊富かつ良好な所はないといわれる。形がカタカナの「キ」に似ていることから、キザ(気障)のことを「トンボにサの字」と言ったりする(仮名垣魯文の『安愚楽鍋』弐編上に用例あり)。
相撲界の隠語に「とんぱち」という言葉がある。これは「トンボに鉢巻き」の略で、トンボに鉢巻きをすると何も見えなくなるというイメージから転じて「目先がきかない者」「何をしでかすか分からない者」を指す。北陸地方では、探しものが下手な者を「目トンボ」と言い習わす。
西洋
西洋においてはトンボは基本的には不吉な虫と考えられた。英名を dragonfly というが、ドラゴンはその文化において不吉なものということを考えると得心がいく。[要出典] 一方で、イトトンボ類には damselfly (ダムゼルフライ、damsel は乙女の意)といった優雅な呼称もある。
ヨーロッパでは「魔女の針」などとも呼ばれたり、その翅はカミソリになっていて触れると切り裂かれるとか、嘘をつく人の口を縫いつけてしまう、あるいは耳を縫いつけるという迷信もあった。魔女の針という名称はこの「縫いつける」という迷信と関連づけられた事によってつけられたらしい。また、トンボが刺すという誤解も広く流布しているようである。また、「ヘビの先生」との名もあり、これは危険が近づいていることをトンボがヘビに教える、という伝承による。
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引用終了
カナダに25年住んでいますが、ドラゴンが不吉なものとしてとらわれているとか、トンボが不吉なものと思われているなんて初耳です。
日本ではまた、勝負事だけでなくお盆には先祖の霊を送り迎えをする遣いと伝えられ、スピリチュアル的な話もあると書いているサイトもありました。
そう言われてみれば、以前夏休みに里帰りした時に家の中にオニヤンマが飛んで来たので、捕まえてカナダ生まれの息子達に見せたことがありました。
もしかしたらその時、私のご先祖様をそのトンボが連れてきてたのかもしれませんね。
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