カナダでは50代を過ぎると毎年血液検査や尿検査、大便検査を受けるように奨励されています。
私も50歳になってから、その指示にしたがって毎年検査を受けています。
（20歳以上は3年に一度の子宮頸がん検診、40歳過ぎた女性は2年に一度のマモグラフィー検査も推奨されています）
日本の様に専門家の医師の診断を即座に受けることができないカナダでは、こういった検査だけでも行って早期発見する必要があります。
BC州では、myCareCompass BC Lifelabs でアカウントを持っていれば、Lifelabs で行った自分の検査結果をオンラインで確認することができ、以前受けた血液検査のレポートも残されていますので、以前のものと比較したりすることができてとても便利です。
この検査結果で、正常値より少なかったり多かったりした項目がある場合、その時の検査日のレポートにビックリマークが付いています。
その場合は、正常値でない項目の数値が太字で表示されています。
気になる数値があったら、グーグルなどの検索エンジンを使えば、血液検査の項目の意味するところを調べることもできますし、お医者さんの説明を受ける前に内容を把握し前もって質問を考えて置くことができます。
私は数年前にコレステロールが少し高くなってると言われ、去年は糖尿予備軍なので注意する様に言われました。
そして先週今年の血液検査を受け、その結果を確認したところ、去年同様糖尿予備軍の数値が出てました。
それで調べてみたんですが、アジア人は元々欧米人に比べてコレステロールが高くなる傾向にあり、インスリンを生産しにくい体質なので糖尿病になりやすいそうです。
そのせいか、日本でのコレステロールや糖尿病の診断で見る数値の正常値がカナダのそれより高くなっています。
よって、私のコレステロールのレベルも糖尿病のレベルも日本の数値で見れば正常レベルという事になります。
だからと言って安心すべきではありませんが、カナダの血液検査の結果は日本と正常値が異なる事を知って置けば、心配し過ぎなくて良くなります。
「病は気から」って言う言葉もありますからね。
結論として、自分の身は自分で守る。
是非、定期健診を忘れずに行い、myCareCompass BC Lifelabsに登録をし、自分の目で結果を確認しましょう。
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