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【コロナ関連ニュース】カナダ研究チームの研究結果「コロナワクチンは妊婦に使用しても安全だ」

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カナダの新しい研究によると、COVID-19 mRNA ワクチンは妊娠中に使用しても安全であり、ワクチンを接種した妊婦の方が、同年齢の妊娠していない人よりもワクチン接種による重篤または深刻な副作用の発生率が低いことがわかりました。

 

以下、詳細記事の和訳です。

 

英語版の記事はこちら

(2022年8月11日投稿記事)

カナダの新しい研究結果:COVID-19 mRNAワクチンは妊娠中に安全に使用可能

 

カナダの新しい研究によると、COVID-19 mRNA ワクチンは妊娠中に使用しても安全であり、ワクチンを接種した妊婦の方が同年齢の妊娠していない人よりもワクチン接種による重篤または深刻な副作用の発生率が低いことがわかった。

 

The Lancet Infectious Diseases により木曜日に発表された研究によると、最初の mRNA COVID-19 ワクチン投与の 1 週間以内に、妊娠していない参加者のが6% 強に対し調査対象の妊娠中の参加者の 4% が重症な副作用を報告した。 .

 

ブリティッシュ コロンビア大学 (UBC) と BC Children’s Hospital が率いるこの研究の研究者は、COVID-19 ワクチンの初回投与後に調査に回答するよう求められた 15 歳から 49 歳までの合計 191,360 人の女性と 2回目の接種を受けた94,937人の女性を調査した。

 

参加者は、COVID-19 ワクチンの各投与後 7 日間に発生した重篤または深刻な健康上の症状を自己報告するよう求められた。

 

研究者は、参加者が学校や仕事を欠席したり、医療相談を必要としたり、日常生活を妨げたりするのに十分なほどひどい新しいまたは悪化した身体症状を経験するようなことを深刻な健康上の変化と定義した。

 

一方、重篤な健康上の問題は、救急部門への訪問および/または入院を必要とする症状を経験することと定義した。

 

2 回目の投与の一週間後では、妊娠していない参加者の 11% に対して妊娠中の参加者の 7% 強が気分が悪い、頭痛や片頭痛、風邪の症状などの重篤な健康上の問題を経験した。

 

この研究では、予防接種を受けていない妊娠中の参加者の約 3% が、調査を完了する 7 日前までに同様の事象を報告したこともわかった。

 

すべてのグループで、深刻な健康上の副作用を経験した参加者は 1% 未満だった。

 

 

 

UBC の小児科の准教授であり、BC 小児病院の調査官であるマニシュ・サダランガニ博士は、Global News に、研究を行う前に彼のチームが持っていた基本的な仮定は、COVID-19 mRNA ワクチンは妊娠中に安全に使用できるというものだったと語った。

 

「その仮定は、これまでの(妊娠中の人に)ワクチンを投与するという非常に長い歴史に基づいています。そしてそれらの多くは「不活化」ワクチンとして分類されている ウイルスの生きた部分を含まないCOVID-19ワクチンが使用されています」とSadarangani氏は述べた。

 

彼は、インフルエンザワクチンや百日咳ワクチン(百日咳としても知られる)のように、多くのワクチンが妊娠している人に安全に与えられると述べた。

 

「「生ワクチン」(はしか、おたふくかぜ、風疹ワクチン、水痘ワクチンなど)は妊娠中に接種してはならないという現在の勧告があります。 しかし実際には、それでも安全ではないことを示唆するデータはあまりありません。 その多くは理論的な懸念に基づいており、リスクを最小限に抑えようとしているだけだと思います」と、Sadarangani 氏は述べた。

 

彼は、COVID-19 ワクチンのロールアウトの初期段階では、データの入手可能性とワクチンの安全性に関する懸念により、妊娠中の人々のワクチン接種率が低かったが、この研究が COVID-19 mRNA ワクチンの使用が安全であることを確認し確信を呈したと述べた。

 

「この大規模な研究は、多数の妊婦の健康状態の変化を調べ、それを同様の予防接種を受けたグループと予防接種を受けていないグループと比較することで、COVID-19 ワクチンの安全性をよりよく理解するのに役立ち、増加するCOVID-19  mRNA ワクチンが妊娠中も安全である証拠として追加することができます。」と彼は述べた。

 

UBC の小児科教授で BC Children’s Hospital の研究者である Julie Bettinger 博士は、この研究の結果は、ワクチンが流産やその他の妊娠合併症のリスクを増加させないことを示していると述べた。

 

「医療提供者と妊娠中の人の両方が、注射部位の発赤/痛み、疲労、筋肉痛、頭痛などは、妊婦がワクチン接種後に経験する一般的な症状だという事に注意する必要があります」と付け加えた。

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