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【豆知識】2022年9月5日 今日はカナダの祝日「Labour Day」

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2022年9月5日の今日はカナダの祝日Labour Day」(レイバーデー)

「労働者の日」と訳されているようですね。

 

カナダの英語のスペルはイギリス英語のスペルを使用している為、アメリカ合衆国のスペル「Labor Day」とは書きません。

これはイギリス連邦加盟国で見られる傾向です。

Labour(労働)のスペルの話をすると、似たようなスペルを使う colour(色)honour(名誉) favour(好意)とか neighbour(近所)などがあります。

また、アメリカ英語のCenter(センター)もカナダでは Centre(センター)と書きます。

これに似たスペルに、Theatre(シアター:劇場) fibre(ファイバー:繊維)があります。

こういったスペルは学校でしっかりと学ぶんだと思うんですが、アメリカ人やアメリカ英語を学んでいる日本人にとっては馴染みのないスペルなので、時々確認しなければいけない時があります。

特にメールアドレスに使っている場合はなおさらです。

 

カナダの「Labour Day」とアメリカ合衆国の「Labor Day」9月の第一月曜日と同じ日ですが、同じイギリス連邦国のニュージーランドでは10月の第4月曜日、オーストラリア10月の第1月曜日と、国によって異なるようです。

 

Labour day」と聞くと、日本の「勤労感謝の日」と思ってしまいがちですが、「労働者の日」と訳されているので、少し違うみたいですね。

 

Labour dayは、1870年代に起きた労働者の大規模なデモが発端になっています。

詳しくは、以下Wikipediaから

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レイバー デーは、1894 年以来、9 月の最初の月曜日にカナダの法定祝日としてマークされています。しかし、カナダでのレイバー デーの起源は、それ以前の数十年間に数多くの地元のデモや祝賀会にまでさかのぼることができます。このような出来事は 1872 年に政治的重要性を帯び、トロントで 4 月に印刷業者のストライキを支持する労働デモが行われ、組合の合法性を確認する法律である労働組合法の制定に直接つながった[3]。

1900 年代初頭、カナダのオンタリオ州トロントで行われた労働者の日のパレード
10 年後の 1882 年 7 月 22 日、トロントでの大規模な労働祭が、アメリカの労働指導者ピーター J. マクガイアの注目を集めました。マクガイアは、その年の 9 月 5 日にニューヨーク市で同様のパレードを組織しました。その後、カナダと米国の労働騎士団と米国労働連盟に関連する組合が、9 月の第 1 月曜日にパレードとフェスティバルを推進しました。カナダでは、これらの年の間に、ハミルトン、オシャワ、セントキャサリンズ、オタワ、オンタリオ州のロンドン、ケベック州モントリオールで地元のお祝いが行われました。ノバスコシア州ハリファックス。バンクーバー、ブリティッシュ コロンビア州。 [3]

1889 年、カナダの労働と資本の関係に関する王立委員会は、連邦政府による公式の「労働者の日」の承認を勧告しました。 1894 年の 3 月と 4 月に、労働組合は労働者の日を祝日として認めるよう議会に働きかけました。法律はジョン・スパロウ首相によって5月に導入され、1894年7月に国王の同意を得た[3]。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>引用終わり

そして日本の「勤労感謝の日は、元々宮中祭儀「新嘗祭(にいなめさい)」新米を神様にお供えする日が戦後「勤労感謝の日」に変更されています。

 

Wikipediaによるとこう書かれています。

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制定

第二次世界大戦後、新たに日本国憲法が制定され、祝祭日から国家神道の色彩を払拭するという方針のもとで新たに祝祭日を選定し直すことになった[2][3]1947年(昭和22年)に召集された第2回国会で祝祭日の名称の全面的な見直しが行われる中衆議院では新嘗祭が新穀の収穫に対する感謝の日であることからそれに代わる名称として「新穀祭」「生産感謝の日」などの案が検討された結果、「感謝の日」案が有力となった(なお、省庁(官僚)の間では、GHQの命令により米国のThanksgiving Dayに相当する祝日を設けることとなったことが由来と伝わっている)。その後の衆参合同委員会で「感謝の日」では漠然としていて何に対する感謝かわからないという理由で「勤労感謝の日」[注釈 5]と「労働感謝の日」の二つの案が出され前者の案が有力となり、衆議院文化委員会において日本社会党などの委員による賛成多数で「勤労感謝の日」が採択された[3][4]。この決議を踏まえて国民の祝日に関する法律に規定された。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>引用終わり

まとめ

という事で、「勤労感謝の日」は、元々西洋のThanksgiving(感謝祭)新嘗祭のアイデアから来てるので、収穫を祝い感謝する意味があり、収穫を得るには働かなければいけないわけですから、労働できる事への感謝をする日なんでしょうね。

 

実際パンデミック禍で職を失った人も多くいたことでしょう。

私の場合も休業しなければいけなかったので、夫だけでも仕事があり収入が途絶えなかったのは不幸中の幸いでした。

パンデミックは、勤労できることのありがたさを実感した時期でもありました。

 

カナダの「Labour Day」は、勤労できることへの感謝と言うよりは、労働者の権利を認識する日と言う感じですかね。

 

 

ここでも何か、文化の違いを感じますね。

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