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【ニュース】ビクトリアで100年前の「中国系カナダ人学生分離教育反対デモ」記念行進行われる

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9月5日の今日、100年前の1922 年 9 月 5 日にビクトリアで起きた 200 人を超える中国系カナダ人の学生が、ビクトリア教育委員会が義務付けた中国人のみの寄宿学校への通学を拒否し、1 年間の学生ストライキを開始し、その結果、翌年の1923年に分離義務を廃止した事を記念した行進を行いました。

 

以下、英文関連ニュース記事の和訳です。

(2022年9月5日投稿記事)

ビクトリアで 1922 年中国の学生ストライキを称える行進

 

100 年前、学校開始初日にビクトリアで起きた人種分離教育をめぐる学生ストライキの始まりは、中国系カナダ人が常に歓迎されていたわけではない国での地位を固めるのに役立ったと歴史家や文化の専門家は述べている。



1922 年 9 月 5 日、ブリティッシュ コロンビア州の州都の 200 人を超える中国系カナダ人の学生が、ビクトリア教育委員会が義務付けた中国人のみの寄宿学校への通学を拒否し、1 年間の学生ストライキを開始し、その結果 1923年の授業開始の時に分離義務を廃止した。

 

学生ストライキを記念する月曜の行進は、1922 年に教育委員会委員長を務めたジョージ ジェイの名前が今も残っている小学校で始まり、中国人だけの学校だった近くのキングス ロード公園で終わった。

 

ビクトリア大学の中国文化とアジアのアイデンティティの専門家で、ビクトリアで育ち、ビクトリアの公立学校に通ったグレース・ウォン・スネドン氏は、「私たちは歴史について話し、中国系カナダ人の歴史についても話します。私にとっては、これが決定的な瞬間です」と語った。 

 

「この時点では、カナダ人と中国人がいて、一緒にいませんでした。 しかし、この反抗的な行為とこのデモ行為が、本当にその瞬間を動かし、中国系カナダ人を概念と現実のものにしたと思います。 それはとてもかっこいい事です。」と彼女は述べた。

 

中国系カナダ人が人種差別的な政策や人種的固定観念に耐えていたが、コミュニティは団結し子供たちを隔離された学校に入れるという提案に一線を画したとウォン・スネドン氏は述べた。

 

「両親は、教育は私たちの子供たちにとってあまりにも重要であり、私たちが今立ち上がらなければ、将来の世代が影響を受けるだろうと言いました.。氏族協会、郡協会、商人、金持ち、貧乏人、個人、中国統合慈善協会が率いる家族などのコミュニティ全体がこの動きを支持しました。」

 

ウォン・スネドン氏によると、地元の華僑系カナダ人コミュニティは米国から 2 人の教師を雇い、ストライキが長引いても生徒たちが遅れをとらないように、年間を通して授業を行っていた。

あとがき

私は、今回のニュースで100年前の中国系カナダ人学生のデモの話を聞きました。

先住民の子供達の隔離教育についてはよくニュースになりますが、中国系カナダ人もその様な経験をしていたんですね。

勇気を出してデモを行った学生さん達とその家族や中華系コミュニティーの人々には脱帽です。

一年も続けたなんてすごいですね。

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