私のデイケアに来ている子供たちの家庭は、すべて両親共働きです。
どの家庭も、毎日のお弁当の準備や送り迎えのアレンジ、月謝の支払いに関する問い合わせなど殆どの事を母親がやっています。
送り迎えに関しては父親が来ることもありますが、基本的に母親主体が目立ちます。
最近では父親が育児に協力する家庭が増えていますが、カナダでもそれが50-50かと言うとまだまだその域には達していない印象です。
その原因の一つには、母親が父親を信用していなくて、出来る事をさせていないこともあるかもしれません。
我が家では、長男が生まれる前の私の収入が悪すぎて、デイケアに預けるとその費用の為に働くようなものだったのと、当時産休が6ヶ月しかなかったので、そんな乳飲み子を他人に預ける勇気が無く、赤字生活を覚悟で仕事を止め、暫く経って育児をしながら収入が得られるデイケアを始めました。
自宅で働くことのメリットは、仕事の合間に家事ができること。
息子達の学校も裏庭と繋がっていたので、送り迎えが徒歩で出来たので、私がやっていました。
通勤が無いので、仕事が終わったらすぐに夕食の準備もできるので、夫が帰宅すると夕食もできています。
自宅で働くことのデメリットは、これらの仕事が私の仕事として定着してしまう事です。
夫が非協力的だとは言いません。
彼なりに手伝ってくれます。
「なんか手伝うことない?」ってよく聞いてくれます。
でも時々思うんです。
「手伝うって何?」
そこがもう50-50の考えじゃないんですよね。
これだけではありません。
時々言われる言動から、夫婦とも外で働いていたらもっと大変だったんだという事を分かっていないのを感じ取れます。
デイケアの子供達のお母さんたちを見ていたら分かります。
共働きは必ず母親にしわ寄せが来ます。
全ての家庭がそうだとは言いませんが、働くお母さんは大変です。
これまでの説明じゃ、私がすんばらしい奥さんみたいに感じるかもしれませんが、子供が小さい時に決めた事があります。
余分な事はしない。
朝食は作らない(個々で好きな物を食べる)
お弁当は自分で用意する。
ご飯作らないんだったら、食器を洗って片づける。
洗濯物は洗って畳んであげるけど、その後は自分でタンスにしまう。
共働きのお母さんへ。
子育て時代を終えた私からの助言です。
自分でやりすぎず、旦那さんにも責任のお裾分け、どんどんやらせましょう。
早い内に分業しないと、不平等がずっと続きます。
私ももっとやらせるべきだっと思う今日この頃です。
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