9月から受け始めている行政区の教育機関運営「Continuing Education」 のプログラムでやっている「英語の勉強」プレゼン編です。
カナダの高校では必ずやらないといけないのがCurrent Event(最近の出来事)についてのプレゼンです。
これまでの英語クラスに関する記事はこちら↓
このプレゼンは、自分が気になる最近の出来事についてパワーポイントを使って資料を見せながら、クラスみんなの前で発表します。
私の子供達も高校生の時にやっていました。
私が高校生の時に、クラスの前で発表する様な事はありませんでした。
実際社会人になってあり得るかもしれない「パブリックスピーチ」のスキルを身に付ける為には、学生の時にこの様な機会があるのはいい事ですよね。
今回のプレゼンを前に、先生が発表の日付を決めるので、いつがいいか生徒に尋ねたのですが、誰も手を上げません。
可愛そうなので、プレゼンできる日数が20回あり、クラスの生徒が20人近くいると聞いていたので、わざと最初の5回を開けて、10月20日を選んだら、なんと残っていた生徒が15人しかいなくて、私が一番最初のプレゼン者になってしまいました
浅はかだった、、、
40代以下の人達だったら当たり前の様に使っているだろうパワーポイントですが、ワープロがやっと出回っていた時期に高校を卒業していた私達50代にとっては、パソコンのキーボードを五本の指で打てる事さえ凄い事なんです。
高校卒業後に事務職についていなかったり、趣味でパソコンを触っている人でなければたぶん、パワーポイントの使い方など知らないと思います。
もしそこから始めていたら、大変な作業だったと思います。
私の場合、どうしてもワープロを五本の指で打ちたかったので、高校卒業して必死に練習して打てるようになりました。
その後の事務職の仕事のお陰で、色々と事務系のソフトウエアは仕事をしながら学びました。
しかしパワーポイントに関しては、私がやった事務職では必要無かった為、使い方を学ぶ機会がありませんでした。
しかし、パンデミックになったことで、パートタイムで教えている日本語の授業をリモートでやらなければいけなくなり、楽しいリモート教材を準備するに当たり、ユーチューブを何時間も見ながらスライド作りを独学したお陰で、そこそこのパワーポイントの知識が身に付きました。
という事で、スライドに写真やグラフを挿入したり、文字を装飾して動かしてみたり、そこそこ喜ばれるであろう資料を短時間で用意することができました。
話題は「最近の銀行の金利値上げ」について。
私の記事を頻繁に読んでくださっている方なら、この話題がブログ記事によく出ているのをご存じですよね。
私も内容を細かく和訳しているので頭に入っています。
そして、パートタイムの日本語教師の職業柄、人前で話すのは慣れています。
ちょっとした間違えをごまかすのは得意です。
しかもリモートでの発表だったので、ドキドキもしませんでした。
15年以上前にやった初めての授業の時は、心臓がドキドキしたのを覚えています。
年を嵩むにつれ、そこそこ度胸もつくので、この点は得をしてますね。
パブリックスピーチの経験が無ければ、プレゼンする時なんて凄くドキドキする事でしょうね。
このプレゼンの最後には、いくつか質問をしてクラスの生徒とディスカッションする所までが課題です。
私は、プレゼンの資料の中にもクイズ式の質問を入れたりと、参加形のプレゼンにしていたので、最後の質問にも上手く参加してもらえました。
先生からもお褒めの言葉(こちらの先生は褒め上手です)を頂き、生徒達の反応もまずまずでした。
今のクラスの中では、多分私が最年長ですが、ブログも含め私のこれまでの人生経験が生かされたプレゼンだったような気がします。
採点結果はまだ頂いてませんが、まあまあだったんじゃないかと自己満足はできてます(笑)
宿題をダラダラと残してしまうと寝れなくなってしまうので、一番最初にやって終わらせることができて、かえってよかったな~と思っています。
次の宿題もプレゼンです。
短編小説を読んで、キャラクターについてプレゼンをしなければいけません。
提出日はまだまだ先なので、ゆっくりと準備が出来そうです。
通うのがおっくうだった夜の英語クラスですが、毎週習慣付いてくるとそこまでおっくうに感じません。
やはり、初めの一歩が一番重いですね。