2017年に、バンクーバーのデイケアで16か月男児が、昼寝中に電気コードに絡まって窒息し死亡した事件で、死亡した男児「マック」の両親が起こした民事訴訟の判決が今日下されました。
事件当時不認可で9人もの児童を預かってでいた被告人に下されたのは、懲役20ヶ月です。
デイケアを運営している私にとっては他人事とは思えない事件です。
今回のニュース記事では、死亡した男児「マック」の母親のコメントも載っていて、訳すのもつらいので和訳はしません。
今回の事件は、デイケア側だけが悪いような印象がありますが、私個人の意見ですが、亡くなった男児の両親にもある程度の責任があると思います。
そのデイケアを選んだのは何者でもなくこの両親だからです。
このデイケアは不認可でした。
不認可の上、9人も預かっていました。
知り合いの紹介だったり、当時他に預けるところが見つからなかったのかもしれません。
毎日送り迎えするんですから、多分そのデイケアの状況は分かっていて、結局そこに決めたんだと思います。
私は、この事件のあったデイケアと同じ分類の認可のファミリーデイケアを運営していて、市の保健局の職員から、施設の年に一度の抜き打ち検査や消防からの防災チェックが行われます。
ファミリーデイケアは、自宅の一部を使用しているので、その施設の大きさによって預かることのできる児童の数(最大7人)が決められています。
児童の年齢枠によっても細かく児童数が決められています。
そしてその数は、一人で安全に面倒を見る上で、理にかなっている数なのです。
実際私自身、特に2歳児が2人いる場合は、最大7人が精一杯なのが実感できます。
これからデイケアを探そうと計画している方は以下の事をご注意ください。
このニュース記事(英語版)はこちらからどうぞ。
デイケア探しの注意点
- 市の認可(ライセンス)
- 児童の上限数
- 現在預かっている児童数
- First Aid のコース証明
- 傷害保険の有無
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