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【50代、カナダで英語の勉強】最初のコース終了!成績はいかに?

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50代になってから始めたの英語学習、去年の9月から始めて最初のコースが、先週無事終了しました。

これまでこのクラスで経験したことをまとめてきましたので、まだお読みでない方は【カナダでの英語学習】シリーズ記事も一読ください。

 

今回はこの最初のコースの感想と、50代で一生懸命勉強した結果に出た私の成績について書いてみようと思います。

 



今通っている英語のクラスを簡単に説明すると、行政区が運営している公共の大人用の学校で、基礎科レベルが1~8クラスGrade 11、Grade 12 (日本の高校2年、3年)が学べ、全てを終了すれば、高卒レベルの英語の単位が貰えます。

日中のクラスもありますが、夜間のクラスもあります。

私は、夜間のコース週二回通っています。 

 

コースを取る為にはまず、英語のレベルを査定するテストを受けなければなりません。

そのテストには、文法、ききとり、読解、作文が含まれますが、スピーキングは含まれません。その結果により、どのレベルから始めるかが決まります。

 

私は、25年間カナダに住んでいます。

カナダに住んでいるからもうペラペラでしょ?なんて、日本に住んでいる方はよく思われる方が多いですが、以前ブログ記事「長年カナダに住んでいれば、英語がペラペラになる⁉でも呟いてますが、ペラペラってそう簡単にはなるものではありません。

 

確かに、ききとりは上達します。

文章を読み、理解する力もそれなりにつきました。

英語の新聞記事を日本語にすることは、翻訳機の助けを借りればそれなりにできます。

しかし、自分の考えを英語にするのは並大抵の努力なしでは身に付きません。

 

私は、デイケア運営を通して、仕事でも父兄と英語でコミュニケーションを図っているので、英語でのコミュニケーションで困る事はありません。

それは、相手も私がカナダ人ではないことを知っている為、英語の細かい間違えを指摘しなくても理解してくれているからです。

家庭内でも同じです。

息子や夫からいちいち訂正されることが無いので、自分でも間違いに気づかないことが大半です。

 

今回、重い腰を上げて学校で英語を勉強し直そうと思ったきっかけは、近いうちにデイケアを閉鎖して、違ったことをやりたくなったからです。

次の職を探すためには、英語のレベルがGrade 12である事が、殆どの職業で要求されると思ったので、まだ収入があるうちに始める事にしました。

 

私が与えられたクラスは、Grade 10に値するクラス、基礎科のレベル8

 

 

感想

私がいたクラスは、基礎科のレベル7と8の合同クラス。

みんな移民の方達でした。

ハッキリ年齢は聞いていませんが、私が一番年上だったことは間違いありません。

クラスでディスカッションをする時は、必ず意見する人が数名、殆ど意見を述べない人が数名。しかし、全体的にはよくアクティビティーに参加するメンバーがそろっていました。

母国では博士号を持っている人もいましたが、カナダでは海外での学歴が通用しないケースがよくあるので、彼女も今は母国での学歴とは関係ない仕事をされています。

 やはり皆さん大人になって英語学習に戻っている人達なので、皆さんしっかりとした考えを持っていた印象です。

 

先生も、私達に役立つ内容を課題に選んでくださっていて、色々と学びがありました。

これまで、長文を英語で書いたり、自分の考えを作文にまとめるような作業から遠ざかっていたので、元々苦手だった作文が一番大変でした。

 

幸い、息子達も成長し、夕食後の時間は結構自由なので、一度週二回の学習に慣れれば、学習自体は余り苦になりませんでした。

 

50代になってからの英語学習ですから、新しい単語が覚えにくいし、自分がこれまで怠けてきたスピーキングの弱点目立ちましたが、思ったより宿題もなく楽しく学べました。

 

私の成績ですが、以前記事にも書きましたが、Grade 10ではABC評価が付きません。

その代わりに、Proficiancy Scale での評価になります。

このクラスでは、7項目4段階(Emerging, Developing, Proficient, Extending)で評価されました。

成績

とにかくやれることはやりました。最善を尽くしました。

飛び級が可能だと聞いていたから、出来れば飛び級したかった。

次は Grade 12に行くんだー!と言う意気込みで、頑張りました。

結果、めったにあげないと言っていたExtending もいくつか頂き、とても嬉しかったです。


それで先生にも聞いてみた。

「飛び級可能ですか?」

先生は言いました。

「Yes, it’s possible.」(可能です)

それなのに、数日後、ディレクターからの答えは、

「It’s not possible due to the system」(システム上できません)

 

凄いショックでした。

できるって言ったのに~なんで~。

期待していたから輪をかけてショックです。

 

でも、ディレクターが決める事だから、先生には責任も権力もない。

それに、私の評価がスキップできるレベルである事に変わりはない。

50代でもやる気があればやれるんだと言う自信もつきました。

だから、いいんです。

前を向くだけです。

Grade 11 でもきっと学びがある!

 

明日から次のクラスが始まります。

情報によるとポエム(詩)が好きな先生らしい。

私、ポエム苦手。嫌い。

今から心配になってきた~。

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