ケベック州は、新規感染者数が増加傾向にあり、第四波の到来を危惧しています。
新規感染者の大半は、ワクチンを接種していないか完全にワクチンを接種していない人が多いため、ワクチンパスポートを導入する計画であることを発表しました。BC州はどのようにするのでしょう。
オンライン記事に、両州の見解の記事がありましたので和訳します。
Global news online 8月5日記事より
ケベック州は、COVID症例が急増している事を受け、ワクチンパスポート導入予定
フランソワ・ルゴー州首相は木曜日、州が新しいコロナウイルスの第4波に突入しているようだと警告し、政府がCOVID-19の蔓延を抑えるためにワクチンパスポートシステムを計画していると発表しました。
クリスチャン・デュベ保健相は、パスポートシステムがどのように機能し、いつ開始されるかについて、今後数日間で概説すると、レゴー州首相はモントリオールの記者団に語りました。
政府は、7月上旬にワクチンパスポートのアイデアを最初に発表したとき、9月にシステムを導入する予定であると述べていました。計画は、COVID-19感染が多い州の一部で、ノンエッセンシャルサービスにアクセスするためにワクチン接種の証拠を示すことをケベック人に要求することでした。
水曜日には、デュベ保健相のオフィスのスポークスマンは、12歳以上のケベック人が完全にワクチン接種を受ける時間をもっと多く与えるために、9月にパスポートシステムを展開する準備をしていると言いました。
しかし木曜日に、レゴー州首相は州が第4の波に入っているようだと述べ、保健当局は感染症が今後数週間で増加し続ける可能性があると警告していると付け加えた。
「それはまだ米国や他のヨーロッパ諸国で見られるものよりも少ないですが、私たちはすでに第4の波の始まりについて考えなければなりません。」とレゴー州首相は言いました。 「私たちは慎重に決断を下さなければなりません。」
ケベック州は木曜日に305件の新しいCOVID-19症例を報告しました。そのうち、モントリオールでの72件は調査中であり、公式の感染数から除外される可能性があります。
しかし、保健当局は、7月22日以降、ウイルスによる死亡はなかったと述べています。入院は2人増加して60人になり、16人が集中治療室にいました。 12歳以上のケベック人の約84.3パーセントがCOVID-19ワクチンの初回接種を受けており、69.7パーセントが適切にワクチン接種されていると考えられています。
デュベ保健相は木曜日のツイートで、新しいCOVID-19症例の62％は、ワクチン接種を受けていないか、初回投与から2週間以内の人々に関係していると述べました。 彼は、第4の波は、適切な保護がない人々を最も激しく襲うだろうと警告した。
レゴー州首相は、コロナウイルスのこれまで3つの波をマークした様な封鎖に州が戻る予定はないと述べた。
「私たちは、ワクチン接種に努めた人々が通常の生活に戻ることができるように、パスポートを設置します」とレゴーは言いました。 「これは、一部のノンエッセンシャルサービルがワクチン接種を受けた人々だけが利用できることを意味します。」
パスポートを導入する動きは、木曜日にワクチンパスポートとは無関係なチャイルドケアに関する発表に加わったジャスティン・トルドー首相からの全面的な支援も受けています。
「カナダ人は、このパンデミックを乗り越えるには、ワクチン接種が必要であることを理解しています」とトルドー首相は言いました。 「それは個人の選択の問題ではなく、ワクチン接種を受ける機会がない地域社会と私たちの子供たちを保護することの問題です。」
ジャン・フランソワ・ロベルジュ教育相は木曜日、更新された新学期計画が来週発表されるとツイートしました。政府は、小中学生はマスクやクラスの泡なしで秋にクラスに戻るだろうと言っていました。
本日8月5日のBC州の見解についての記事は以下の通りです。
City News Onlinetより
BCB州は COVID-19ワクチンパスポートの導入には引き続き消極的です
バンクーバー（NEWS 1130）–ケベック州でCOVID-19ワクチンパスポートを導入する計画があるにもかかわらず、B.C州の保健相は同じことをすることに消極的です。
ケベック州首相のフランソワ・ルゴー氏は、ケベック州が第4波を防ぐためにワクチンパスポートシステムを導入すると発表しました。詳細は今後数日で予想されます。
レゴー氏は、「2回の接種を受けるために努力した人々は、本質的でないものを含むすべての活動にアクセスでき、やや普通の生活を送ることができるはずです」と、証明が必要と予想されるワクチンパスポート計画を説明しました。 COVID-19感染率が高いケベック州のジムやバーなどの場所に入るために使われます。
木曜日にエイドリアンディックス保健相は、BC州はこのようなプログラムを導入することに関心があるかどうか尋ねられたとき、より多くの人々に予防接種を行い、個人の免疫記録に簡単にアクセスできるようにすることに重点を置いていると述べました。
彼は、人々がCOVID-19の予防接種を受けていない場合、特定の活動を禁止するという考えを直接支持も非難もせず、代わりに医療従事者とCOVID-19免疫に関して厳格な規則があるという以前の発表を指摘しました。
「ブリティッシュコロンビア州またはカナダの他の場所でワクチン接種を受ける義務はありません。 しかし、そうしなければ起きる当然の結果があります。そして私は誰もがそれを理解しなければならないと思います」とディックスは言いました。
「多くの多くの労働者、特に医療において、予防接種を受けていない場合は結果が生じるため、予防接種を受けていることを証明できることがますます必要になるでしょう」と彼は後に付け加えました。
しかし、彼は「COVID-19の感染に対処するためにすべてのオプションを追求しており、それらすべてのオプションを検討している」と述べて、アイデアへの扉を閉ざしませんでした。
BC州にデルタバリアントは 子供達に確認された
州全体で症例が増加しており、水曜日に342件が記録されています。 これは、2か月以上で見た中で最も高い数値です。 伝染性の高いデルタバリアントはBC州の大きな懸念事項であり、B.C州の人々がウイルスの予防接種を受けやすいよう便利にするよう努力を強化している理由の一つです。
州保健官のボニーヘンリー博士は、12歳未満の子供にデルタ変異が見つかったと述べています。彼女は統計を提供していませんが、「非常に多く」はないと主張しました。
「私たちが目にしていないのは、特に幼児や12歳未満の子供たちの感染率の増加です。 その年齢層ではあまり多くの症例は見られませんでした」と彼女は言いました。
COVID-19で入院した人とICU入ったブリティッシュコロンビア州民の数も増加しており、水曜日の時点で55人と23人になっています。
ヘンリーは水曜日にNEWS1130に、「現在ICUにいるすべての人々がどこから来たのか内部を調べています。その人たちはワクチン接種を受けていません。（その中にはかなり重度の病気にかかっている若い人々もいます）」と語った。
ヘンリー氏は、毎日のCOVID-19の数が増加しているにもかかわらず、9月初旬にブリティッシュコロンビア州の再開計画のステージ4に入れる程「私たちは絶対に順調に進んでいる」と述べました。
「私たちはここB.C.の良い場所にいると確信しています」と彼女は水曜日に言い、ワクチンを躊躇している人々がそのようにとどまるならばそれは変わるかもしれないと述べた。
州の再開計画によると、9月7日は、マスクが推奨から個人的な選択に移行し、通常の社会的接触に戻り、コンサートが再び許可されるステージ4に入ることができる最も早い日付です。
ウォークイン水曜日は「成功」しました
現在、州は、COVID-19ワクチンを少なくとも1回接種している適格なブリティッシュコロンビア州民の81.7％と、2回接種している68.4％に立っています。しかし、ヘンリー氏は私たちがまだ森から出ていないことを警告しています。
「このウイルスは消えていません。ここ数週間、特にセントラルオカナガンでは、このウイルスが簡単に感染する可能性があることがわかっています」と彼女は言います。
ディックスによれば、水曜日に33,277ショットが投与され、そのうち16,505ショットは、「ウォークイン水曜日」のために設置された50を超えるウォークインクリニックの1つでした。ディックスはそれを「成功」と呼び、1日のイベントのために20,000回の投与が確保されたことを指摘しました。
水曜日に投与されたすべてのショットのうち、6,130が初回投与でした。
「これは、人々が立ち入ってショットを取得し、初回投与に集中するのを支援する努力を表していると思います」とディックスは言い、「そのうちの16,505人はウォークインであり、通常よりもはるかに多い」と付け加えた。
