ブリティッシュコロンビア州の多くの地域で、日中の気温が上昇しています。 次の数日間にわたって、この夏の3回目の熱波が到来する予報が出ています。
この件についてのGlobal Newsのニュースの記事を和訳しました。
BC州政府は、 この夏3度目の前例のない熱波にどう備えるか、情報提供しています。
ブリティッシュコロンビア州の多くの地域で、次の数日の間にかけて、州民が注意しなければならない程、日中の気温が上昇すると予報が出ています。
現在、メトロバンクーバー、南ガルフ諸島、ハウサウンド、ウィスラー、サンシャインコースト、グレータービクトリア、内陸および東バンクーバー島に対して熱警報が発令されています。
次の4日間は、最高気温は34°Cから38°Cの範囲が予想され、最低気温は17°Cから20°C近くが予想されます。
ただし、この期間中の湿度は、最高30代から40代に達する予報です。その点は少し安心できます。
ブリティッシュコロンビア州の緊急事態管理大臣は水曜日に、州内のコミュニティと協力して、必要なリソースと情報を確実に入手できるようにしています。
クーリングセンターは州内の住民に開放され、クーリングセンターのリストは、Emergency Info BCで入手できます。
BC Coroners Serviceは最近、6月25日から7月1日の熱波の間に突然の予期せぬ死の70%が、極端な温度に関係していると報告しました。
同サービスの予備審査では、570人の死者が熱に関連していることが判明したと述べました。
B.C州の エイドリアン・ディックス保健相は水曜日に、州の緊急医療サービスは電話の量を増やす準備ができており、完全に人員が配置されていると述べました。
ディックス氏によると、すべての医療サービスと保健当局は十分な準備が整っており、救急治療室や急性期医療センターにもスタッフを配置しているといっています。
前回の猛暑の際は、熱症が原因とみられる死者が数百人もでました。
BC州政府は、前回より医療サービスのスタッフを増やしているとは言え、カナダ人やカナダ生活が長い方は猛暑に不慣れです。
この様な緊急事態の時は、普段以上にコミュニティーの助け合いが必須です。特にお年寄りや小さいお子さんは熱中症にかかりやすいと言います。
ご近所やお友達にお年寄りや小さいお子さんがいらっしゃる家庭がある場合は、連絡を取り合うなどしてお互いの安否を確認し合ってください。
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