BC州政府は、公共施設でのマスク着用義務を再導入し、4年生から12年生の教室内マスク着用義務も発表しました。高等教育施設でもマスク着用義務や非エッセンシャルサービスでのワクチンカードの表示義務についても発表しました。そのニュース記事の和訳です。
Global News Online 8月24日
BC州、9月から4年生から12年生の教室でのマスク着用義務導入
BC州政府は、来月学校が再開するときに、4年生から12年生の生徒が教室でマスクを着用するという要件を復活させています。
COVID-19の第4波が州内で猛威を振るう中、主にワクチン未接種の人々に感染しているため、州は新学期計画に大幅な変更を加えています。
幼稚園から高校までのすべてのスタッフと訪問者は、引き続き屋内でマスクを着用する必要があります。現在、幼稚園から3年生までの子供は、マスクを着用することを強く推進しています。
保健当局は、地域の感染率が高い場合、個々の学校または地区に固有の追加の対策を導入することができます。
ジェニファー・ホワイトサイド教育相は、「課外活動やスポーツプログラムで学校に戻ることに、生徒や家族がどれほど興奮しているか、そして子供たちが教師や友人とフルタイムでつながることがいかに重要かを知っています」と語りました。
「パンデミックが引き続き課題を提しているにもかかわらず、これを安全に行うことができることもわかっています。BC州教育システムのすべての人の多大な努力のおかげで、昨年、学校を開いて安全に保ったカナダで数少ない管轄区域の1つでした。」
学校の環境にいる人はワクチン接種を受ける義務はありません。
同じ記者会見で、ボニー・ヘンリー博士はまた、COVID-19の第4波が強まるにつれて、州全体の屋内の公共の場所でのマスク着用に戻ることを突然発表しました。
月曜日までの72時間でさらに16人のCOVID関連の死亡と1,711人の新しい症例があり、非常に伝染性の高いデルタ変異体に拍車がかかています。
州はまた、BC疾病管理センターによる調査で、学習の中断、子供のストレスの増加、社会とのつながりの減少、孤独感の増加、精神的および感情的な健康への影響など、遠隔教育が生徒に大きな影響を与えることを発見したと指摘しました。
バンクーバーコースタルヘルスとフレイザーヘルスによる研究は、クラス内学習の再開後、学校はCOVID-19感染の重要な発生源ではなかったことを示しました。
新学期の計画には、手指衛生に引き続き重点を置くとともに、換気の向上と学校の改善、毎日の清掃と消毒のプロトコルが含まれています。
学生は引き続き毎日の健康診断を完了し、気分が悪くなったときは家にいる必要があります。
ワクチンはBC州のすべての長期ケアホームや支援生活施設のスタッフに義務付けられていて、昨日ジョン・ホーガン首相は、ブリティッシュコロンビア州で 9月13日以降、コンサート、レストラン、スポーツイベントなどのレクリエーションイベントやビジネスに参加するには、ワクチン接種の証明が必要になると発表しました。
保健当局は、今後数週間にわたって学生、教師、学校職員を対象に免疫キャンペーンを行う計画をしています。
対象となるすべてのB.C.州の約75％住民はCOVID-19ワクチンを2回接種しまし、83％強が最初の接種を受けました。
学区は、すべての換気および空調システムが引き続き適切に機能することを保証し続けると、州はニュースリリースで付け加えました。
高等学校については、大学のキャンパスに新しいマスクの義務があり、キャンパス内のサービスを含む一部の非エッセンシャルサービスにはワクチン接種の証明が必要になります。
「高等教育後の学生にとって、若者の幸福をサポートするために直接学習を再開することは非常に重要です。これらの追加の対策と予防接種率の向上により、私たちはそうできると確信しています」とヘンリーは言いました。
マスク着用義務は、ロビー、廊下、階段の吹き抜け、エレベーター、教室、実験室など、キャンパス内のすべての屋内公共エリアに適用されます。
キャンパス内の住居に住んでいる学生も、ワクチン接種の証明が必要になります。当局者は、今後数日でさらなるガイダンスが開発されていると述べました。
