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友人が他界、 自分の余生を考えてみた

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昨日友人が、8ヶ月の闘病の末、ご主人と二人の10代の息子さんを残して他界しました。脳腫瘍でした。

私と同じ年の50代前半の女性です。日頃から地域の日本人コミュニティの為にボランティア活動や色々な慈善活動をされていて、心優しく暖かい人でした。そんな姿が、残されたご家族や彼女と接した多くの方々の心にいつまでも生き続ける事でしょう。

彼女が他界したのは、病気が分かってからたった8ヶ月の出来事でした。とても元気にしていたのがつい最近の様な気がします。
 
50代になってから、周りで亡くなる方が増えています。病死だけではなく、事故死もあり得るわけですから、自分にもいつ何が起きるかわかりません。
 
人生100年時代と言われますが、100歳なんて本当に運がいい人しかなれないのかもしれません。
 
私のこれまでの人生は、生きて行く事で必死でした。
進路はどうする?就職はどうする?ワーホリ?結婚?子育て?
 
考えてみれば、これまでの人生も全ての時点で余生を生きていたのであって、運よく子育てまで人生を全うできたんですよね。
 
身近な同世代の友人の死によって、子育てが終わろうとしている今、余生をどう生きるべきが考えさせられました。
 
愛する家族と食べるものに困らず暖かい家に生活できる事自体が幸せなんです。
 
人生は、何をしたか、どれだけ生きたかだけが重要ではなく、どう生きたかが重要なような気がします。 
 
これからは、自分が生かされている事を自覚し、人のため世の為に何ができるか考えながら、彼女の様に周囲の人に少しでも優しく暖かく接するように努め、 他界した後も多くの人の心に暖かい記憶の一つとして生き続けられるよう努力したいと思います。
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