二週間前に歯の神経を抜きに歯内療法の専門家に行きましたが、今日はその専門家で同じ歯の2回目の歯内療法（根管治療）に行ってきました。
一回目のお話はこちら↓
前回は30分程の時間に通常の神経を抜く作業をしてもらいましたが、今回はもっと沢山の機械を使って念入りに根管のお掃除をしていただきました。
今日はその手順をお話ししたいと思います。
まずは、忘れる前に先日の記事『【詐欺対策】明細書はしっかりチェックしましょう』の記事でお話しした、撮ってもいないレントゲン代の返金の話を受付でして、治療後にカードに戻してもらう事を約束し、治療台へ向かいました。
まずは、場を和ませ先生にいい気分で治療してもらおうという策略のもと、12時の予約だったので、先生に「お昼はたべましたか？」とスモールトーク。
先生「食べたよ。」
私「12時の予約（約1時間半予定）だったんで気になったんです。」
先生「予約と予約の間に食べるんだよ。」
私「大変ですね。」
そして本題へ。
実は、前回の治療の後、神経を抜いたはずなのに、問題の歯を使って食べ物を噛むと以前の様な沁みるような痛みとは異なる痛みがあり、ずっと使えない状態でした。
神経を抜く時に周辺の組織をいじりすぎて炎症を起こしているのかなぁと思い、そのうちに引くだろうと思っていましたが、完治していませんでした。
そこでまず先生に、「まだ痛みがあるんですけど」とお話しすると、歯を金属の棒で叩いたり、その棒を噛んでみたりしたのですが、痛みがなく、
私「え～？昨日まであったのに～、食べ物を噛むと痛いんですよ～」
そして、綿棒を噛むとジ～ン。
私「あっ、これです。」
先生「ん～。歯にヒビが入ってるから、食べ物を噛む時の圧力で歯が歪んで痛みとして感じるのかも。この治療の後ちゃんと詰め物してクラウン被せたら良くなるよ。」
私「そうですか～。」
私の頭の中「あ～あ、クラウンするまで老人食か。」
そして治療開始。
口には、問題の歯だけが見えるような真ん中に穴の開いたシリコンのシートを被せられ、歯茎には麻酔の針が痛くない様に、皮膚を少し麻痺させる薬を塗ってもらって30秒後に麻酔の注射挿入。
これ結構ズーンとくるんですよね。
そして、歯医者さん独特の機械音、「ジージージー」「ジージージー」「ジージージー」。
痛くないはずなのに、この音を聞くだけで体が硬直し、暫くして「あっ、そうだ、痛くないんだ。リラックスしないと肩凝るぞ。」と思いリラックス。
それから数十分、先生はシリコンの上で私の根管と格闘し、私はそのシリコンのシートの下で、先生の手のプレッシャーで下唇が歯に食い込みそうになるのを防御する為、舌の先っぽで唇を押し上げながら、先生の手のプレッシャーと格闘していました。
そしてこの間、全ての事が興味深い私は、先生が「黄色」「ピンク」とか助手の方に指示するたびに、何が出てくるんだろうと目でキョロキョロとしてましたが、こんな時患者がキョロキョロしてたらプレッシャー感じるのかなぁと思い、止めることにしました。
以前、普通の歯医者さんで神経を抜いたことが数回ありますが、全てのケースで前回の治療の時に行った「神経を抜く作業」のみで、直ぐ詰め物をしましたが、やぱり専門の歯内療法の先生です、色んな器具を使い長時間の丁寧な治療をしてくれました。
やっぱり、$2,000だけ払うだけのことあるなぁと思いました。
ある程度治療が終わった後、先生が 「CT スキャン撮りましょう。」と言って別室に移され、CTスキャンを人生で初めて撮影。
私の頭の中「CTスキャンってレントゲンより高いよね。追加料金なのかな？もう保険使い切ったのに。いくらするんだろう？」
撮影後、とんでもない事が発覚。
先生「もう一つ根っこが隠れてたよ。上手に隠れてるよ。ここからは僕の出番だ。」
そして、またシリコンのシートを被せ治療開始。
この時気付きました。
歯を唇より前に出したら、舌の唇が歯に食い込まないじゃん。
私ってバカですよね。
引き続き機械音ジリジリジージ―10分。
先生「非常によく隠れていて、そっちの方向をどんなに探しても見つからないんだよね。今日は時間ないから、もう一回来てください。」
しょうがないですよね、予定外だったから。
ラウンジで、追加請求されるかビクビクしながら待機。
受付嬢に呼ばれて恐る恐る行ってみると、
受付嬢「レントゲン代返金しますね。」
取りあえずホッとしましたが、あのCTスキャン代は既に料金に含まれてたのかな？最終的に追加請求されるのかな？ それに、以前料金について検索した時に、「根っこの数で治療費も異なる」と書いてあったので、もう一本あったってことはそれも追加料金請求されるのかな？
墓穴を掘りたくないので聞くのが怖くて聞けませんでした。
次回終了後に判明します。
次回は一か月後です。
それまでは「老人食」か、、TT
