【ニュース】オタワ情勢 Update：オタワ警察デモ隊に「退去警告」

Global News 2022年2月16日記事

20日間国の首都を麻痺させたデモ隊を排除する警察の行動時期について声が高まる中、警察は、オタワのダウンタウンのいわゆる「フリーダムコンボイ」封鎖にまだ参加している人々に「今すぐその地域を離れる」よう警告しました。 

警察の警告は、マルコ・メンディチーノ公安相が週末に街に来ることを考えている人にはそうしないように促し、「過激派」の指導者が現在オタワにいると述べたために発令されました。

「今その地域を去らなければなりません。 通りを塞いでいる人、または通りを塞いでいる人を助けている人は誰でも刑事犯罪を犯しており、逮捕される可能性があります。 それ以上の違法行為を直ちにやめなければなりません。さもないと起訴されます」と水曜日の朝にオタワ警察が出した通知を読みました。

「オタワの人々は職業や敷地の合法的な運用を拒否されており、事業を閉鎖させています。 それは刑法の下で損害を与えています。」

メンディチーノ氏は記者会見で、カナダ人は封鎖を孤立した事件だと見ないようにしなければならないと述べた。

「これらの事件の深刻さについてはっきりと目を向ける必要があります。 クーツにいた数人は確かにオタワにいる極右の極端な組織のリーダーと強いつながりを持っています」と彼は言いました。

「組織化され、機敏で、知識が豊富で、過激派のイデオロギーによって推進されているグループについて話しているのです。 そして、これは私たちの民主主義の価値観に完全に反しています。」

メンディチーノ氏は特定のグループや個人名を言及しませんでした。

また、水曜日の朝、オタワのオンタリオ州高等裁判所の裁判官は、先週発行された、トラックデモ隊によるエアホーンとトレインホーンの使用を禁止する差し止め命令の60日間の延長を認めました。

その差し止め命令は当初わずか10日間付与され、期限が切れる予定でした。

差し止め命令の延長とトラックデモ隊の参加者への新しい警告の両方は、警察の対応に対するオタワの住民の間の激しい欲求不満と怒りの中で、連邦政府が月曜日にこれまで使用されたことのない緊急法を発動した事を受けて行われました。

ピーター・スロリー氏は火曜日にオタワ警察署長を辞任し、連邦当局は何日もの間、封鎖は現在「違法」であり、警察はそれらを終わらせなければならないという明確なレトリックを提示してきました。

しかし、デモ参加者は緊急法に直面しても反抗し続けており、オタワのダウンタウンの住宅街沿いに数百人が駐車し閉鎖を続け、居残ることを誓っています。

水曜日の午後、国会議事堂の前にあるウェリントンストリート周辺の駐車場から移動しているように見える人もいました。 しかし、市内の他の地域では、道路は車両で塞がれたままであり、これまでの間トラックの位置はわずかにしか変化していません。

中心部で最も混雑する南北ルートの1つはケントストリートで、クーパーストリートからウェリントンストリートまで、8つの街区にまたがる駐車車両でいっぱいになり続けました。

トラックデモ隊の主催者は当初、選出された役員を強制退去させ、COVID-19の蔓延を制限するために実施されているすべての公衆衛生対策を強制的に終了させたいと述べていました。そのほとんどは、連邦ではなく州の管轄下にあります。

主催者は後に、選出された役員の強制退去の呼びかけへの言及をウェブサイトから削除し、それ以来、そのような行動を呼びかけたことはないと主張しています。

トラックデモ隊の主催者の中には、白人至上主義や人種差別的なレトリックの歴史と関係がある人もいます。

緊急事態法の命令において、連邦政府は、政治的またはイデオロギー的目標によって動機付けられた封鎖参加者からの「深刻な暴力」の恐れについて明確に警告しました。

命令は「テロリズム」という言葉を使用していませんでしたが、その言葉はテロ活動の刑法の定義を反映しており、トラックデモ隊の主催者は今週の記者会見から参加者の中に銃器もったい人がいるかどうか尋ねたジャーナリストを削除しました。

週の初めに、RCMPは、アルバータ州で起きているカッツ国境の大きな封鎖内の小さな組織化されたグループから13人を逮捕し、12丁以上の長銃、手銃、弾薬、およびボディアーマーを押収しました。

「このグループは、封鎖を妨害する試みがなされた場合、警察に対して力を行使する意思があったと知らされた」とRCMPはニュースリリースで述べた。

水曜日に発行された警察の通知は、400番台の高速道路、鉄道、空港、国境検問所への干渉を含む、重要なインフラへの干渉は禁止されていることを繰り返し述べました。 これらの禁止事項は、歩道、橋、その他の高速道路への出入りを禁止しています。

「それはまた、公衆の安全、健康または幸福に深刻に干渉することも禁じています」と通知は付け加えました。

警察は、緊急法の条項に基づき、デモに参加するためにオタワに来ることも禁止されており、警察はデモに参加しているすべての車両を押収できると警告しました。

「これらの違法行為を行った者は誰でも罰金を科されるか、法廷に出頭する必要があります」と通知は続けられました。

「商用車の運転免許証と民間の運転免許証は一時停止または取り消すことができます。」

子供をデモに連れて行くことも禁止されており、その結果、5,000ドルまたは最高5年の懲役が科せられる可能性があります。オタワ警察が、封鎖された車両の約25％に子供がいると述べた後、新しい緊急時の権限が提供されました。

警察によると、児童福祉当局が関与しており、水曜日にオタワ児童援助協会は両親に警告を発しました。

「オタワ子供援助協会（CASO）は、オタワでのデモで両親が、潜在的な警察の行動により子供たちの世話をすることができなくなった場合の必要な代替の世話の手配をするように促しています」と同協会は声明で述べました。

「CASOには、親は子の世話と監護に十分な準備が無く、子の監護権を行使できなくなった場合に子を保護する義務があります。」と声明は続けられました。

「ダウンタウンの中心部でのデモを終わらせるための警察の努力の結果、親と子が離れた場合、CASOはできるだけ早く家族を再会させるよう努めます。」

オタワ児童扶助協会のスポークスパーソンは、両親が封鎖に連れて行った子供たちの福祉について積極的な調査が行われているかどうかについては述べていません。

「児童福祉の懸念については継続的な報告があり、受け取ったすべての情報を考慮して最善の対応を決定しているとしか言えません」と広報担当者は述べています。

トラックデモ隊は「私たちの街の汚れ」と評議員は言います

警察がトラックデモ隊の支持者に通知を配っていることで、市議会のメンバーは何らかの行動が取られていることに感謝しています。

「以前何も起こらなかった理由が分かりません。現場に十分な警察官がいなかったためだと言われましたが、今では言い訳ができません」とベイワード市議会議員のテレサカヴァナは述べています。

タイムラインについて尋ねられたとき、カバナ氏は、トラックデモ隊の支持者に対する警察の行動が週末までに始まりそして終わることができると人伝えで聞いていたと言いました。

「それはすぐに起こらなければなりません、私は週末までにそれを片付けると聞きました」と彼女は言いました。 「戦術的な計画がなければ、その様に告知することはできません。」

カバな氏は、デモ隊によるオタワの占領を終わらせる必要があり、それが長く続くほど、都市と指導者の見栄えが悪くなると付け加えました。

「これは私たちの街、私たちの国の本当の汚れであり、そもそも入ってきて定着することが許されていました。彼らは事実上根を下ろしました…私はそれを終わらせたいのです」と彼女は言いました。

カバナ氏は緊急な変化を期待し、火曜日にピーター・スロリー前首相が辞任した後、軍の指揮を引き継いだ暫定首相スティーブ・ベルを支持している人もいます。

「（私は）ベル首長を支持しており、彼が私たちの街を取り戻すためにOPSの男性と女性の支持があることを知っています。彼は結果に焦点を当てた行動志向のリーダーです」と、グローバルニュースへの電子メールでの声明の中でアランハブリー評議員は書いています。

ジャスティン・トルドー首相は水曜日の朝、デモに対して武力を行使することはなく、対応方法に関する決定は警察の手に委ねられていると述べました。

連邦緊急事態準備大臣のビル・ブレア氏は、緊急事態法に基づいて付与された追加措置は、「私たちの国に存在する脅威を対象とし、一時的で、それに比例する」と述べました。

—グローバルのアビゲールビマンとクレイグロードからのファイルを使用。