(2022.02.28 投稿記事)
カナダは月曜日に入国旅行措置の一部を緩和しました。
しかし、到着前のCOVID-19検査要件など、いくつかの規則が残っています。これは、海外からの帰国は依然として複雑で費用がかかる可能性があることを意味します。
今後の旅行計画がある場合に知っておくべきことは次のとおりです。
迅速抗原検査を受けることができます
過去1年間、連邦政府は、カナダに入国する旅行者が、出発便または国境への到着予定から72時間以内に行われたPCRなどの陰性分子検査の証拠を提示することを要求していました。
月曜日から、その代わりに迅速抗原検査を受けることを選ぶことができます。これは通常、数分以内に結果が得られるため、より安価で(通常は100ドル未満)、より便利です。
カナダ国境サービス庁(CBSA)は金曜日に、旅行者が出発するフライトまたは国境に到着する予定の1日前までに抗原検査を実施する必要があることを確認しました。
出発国で受験する必要があり、旅行者に許可されたもののみが使用できます。
CBSAのトラベラーズブランチのバイスプレジデントであるデニスビネットは、次のように述べています。「 私達のコミュニティーで現在自宅に持ち帰って使用しているものではいけません。陽性か陰性かラボを通して[書面による]確認が行われなけれるものでなければなりません。」
到着前のテストを中止を望む声
潜在的に安価なオプションを提供していますが、政府は依然としてすべての到着前テストの中止を求める圧力に直面しています。
「それはとてもばかげている」と、モントランブランのデイブ・スウィドラーは言いました。 3月14日にハワイのカウアイ島から帰国する予定です。
「3つのワクチンを接種し、マスクを着用し、リスクを冒さない私の様な人に、家に帰る為に、テストを受けさせストレスを感じさせています。なぜ彼らはそうしているんでしょうか?」
金曜日に、カナダと米国の国境の両側にある数人の国境町長が記者会見を開き、完全にワクチン接種された旅行者のための国境でのすべての到着前テストの終了を求めました。
ウィンザー市長のドリュー・ディケンズ氏は記者会見で、抗原検査を受けたときでさえ、「選択して、予約を取り、利用可能な薬局を見つけるという面倒なことをしなければならない」と述べました。
「国境でのテストの必要性はずっと前に終わりました。」
何人かの医療専門家はまた、オタワは到着前の検査をやめるべきだと言い、オミクロンがカナダ中に広がった今では無意味だと主張しています。
しかし、政府は、国境措置のさらなる緩和は、パンデミック状態が改善したときにのみ来ると述べています。
先週、ジャンイヴ・デュクロ保健相は、「慎重を期し続けなければならない」と述べました。 「ウイルスとの戦いは終わっていません。」
テストで陽性になった場合はどうなりますか?
政府は、海外での検査で陽性となった旅行者の規則を緩和していません。
陽性になった旅行者は、カナダに入る前に、試験を受けてから少なくとも丸10日待つ必要があります。感染したカナダ人は国境で入国拒否されることはありませんが、規則に違反した場合、最高5,000ドルの罰金が科せられる可能性があります。
「COVID-19の検査で陽性になった場合、海外で病気になり、旅行を延長しなければならないというリスク、つまり本当のリスクがまだあります」とデュクロ氏はフランス語で話しました。
最近COVID-19から回復した人は、カナダに入る10〜180日前に行われた分子検査陽性の証拠を提供すれば、到着前の検査を受ける必要はありません。
「PCR分子検査は依然としてゴールドスタンダードです」とVinette氏は述べています。 「再入国しテストの陽性結果を示すことができるようにするために、分子テストが必要となります。」
つまり、抗原検査で陽性と判定された海外旅行者は、複雑な問題に直面する可能性があります。彼らは帰国するために2回目の検査を受ける必要があり、別の抗原検査を選択した場合、結果は陰性でなければなりません。
トロント在住のノームチューさんは、カナダが到着前のテスト要件を取り下げることを望んでいました。 それが起こらなかったので、春休みのバーモントへの家族スキー旅行をおそらくキャンセルするであろうと言います。
「私たちが陽性だったら、私たちは10日間外に出られません。さもなければ罰金に直面する可能性があります。」 「私たち病気の4人がホテルで10日間なんて結構です。」とバーモントまで車で旅行する計画をしていたチューは言いました。
その他のルール
また、月曜日から、完全にワクチン接種された親と一緒にカナダに入る12歳未満のワクチン未接種の子供は、14日間、学校、デイケア、またはその他の混雑した環境を避ける必要がなくなります。
また、到着時に完全にワクチン接種した旅行者で、ランダムにテスト対象として選択された場合、テスト結果を待つ間、隔離する必要はありません。
最後に、カナダは、本質的でない海外旅行に対する勧告を解除しました。 パンデミックの大部分について勧告が実施されましたが、何百万人ものカナダ人が依然として海外旅行を選択しました。
あとがき
まだまだ、水際対策が続くようですね。
そろそろ日本が恋しくなってきました。
制限なしに行き来できるようになるのはいつになるのでしょう。
一日も早くこの検査要項が無くなることを期待したいと思います。