カナダでは、今日3月17日は「St. Patrick’s Day(セイント・パトリックスデー)」。
アイルランドの伝統行事です。
平日の日にあり、そみなが祝う祝日ではありませんので、そこまで賑わっている訳ではないのですが、カナダにはアイルランド系の移民も多いため、例年だと特にこの日のアイルランド系の飲み屋は、結構賑わっています。
St. Patrick’s Day(セイント・パトリックスデー)は、祝日でもないし、お雛様とカナダの祝日イースターの間に挟まっている為、私もついつい忘れていしまいます。
今日もすっかり忘れていたのですが、デイケアのお母さんから聞いて、急遽 St. Patrick’s Day(セイント・パトリックスデー)イベントとして、緑色のクローバーのサブレをみんなで焼きました。
St. Patrick’s Day(セイント・パトリックスデー)のシンボルはクローバーなのですが、正式にはシャムロックが正しいとの事。
一体何が違うんでしょう?
春休み中という事で、デイケアのレギュラー園児のお姉さん(7歳も)預かりました。そこで、そのこと一緒にレプラコーントラップも作りました。
多分、St. Patrick’s Day(セイント・パトリックスデー)の知識が無い方は、レプラコーン?トラップ? St. Patrick’s Day(セイント・パトリックスデー)とどんな関係があるの?なんて思った方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、St. Patrick’s Day(セイント・パトリックスデー)についての豆知識をまとめてみたいと思います。
キーワード
- クローバーとシャムロックの違い
- Leprechaun(レプラコーン)
- レプラコーントラップ
クローバーとシャムロックの違い
クローバーとシャムロックは、同じ植物の名称ですが、クローバーの若葉の事をシャムロックと呼ぶそうです。
アイルランド語の“seamrog”に由来していて、アイルランドの象徴であるシャムロックは、三つ葉です。
シャムロックは、この日の主人公、アイルランドの守護聖人である聖パトリックの象徴であることから、シャムロックがアイルランドの象徴とも言われています。
一説によると、聖パトリックは宣教師でしたので、シャムロックを使ってキリスト教の聖三位一体を教えたと伝えられています。
三つ葉の葉の一つが、父なる神であり、二つ目が神の子であり、三つ目の葉が聖霊です。
Leprechaun レプラコーン
スペルも発音も難しい「Leprechaun レプラコーン」
アイルランド民話に登場する自然中に存在する小さな孤独な妖精で、緑のコートと帽子をかぶったあごひげを生やしたいたずらが好きな男性として描かれています。
後に、虹の先に金の隠された鍋を持っている靴職人として描かれるようになりました。
レプラコーントラップ
「レプラコーントラップ」とは、セイント・パトリックスデーの前の日にレプラコーンを捕まえるために仕掛ける罠の事で、子供たちが工作として作ります。
アイルランドでは、上手く捕まえる事が出来たら、3つ願い事をかなえてもらえると言う言い伝えがあります。
イースターのチョコレートエッグの様に、チョコレートコインが隠されていたりすることもあるそうです。
トラップはシューボックスなどの箱を利用したりしますが、デコレーションには、虹やコインの入った鍋などを付けて飾ります。
グーグルで「Leprechaun Trap (レプラコーントラップ)」と検索すると沢山の画像を見ることができます。
まとめ
下の写真は、本日作ったシャムロックのサブレ。
適当に材料を混ぜただけで、ちょ~簡単な割には激ウマでした。
みんな止められない止まらないで、頑張って我慢して、家族の為にお土産用に包装。
お持ち帰りとなりました。
材料
- 加塩バター(常温)1カップ
- グラニュー糖 2/3カップ
- 卵黄 1個
- バニラエクストラクト 小さじ2杯
- 食紅(緑)
- 小麦粉(All Purpose) 2カップ
- コーンスターチ 1/2カップ
上記の材料を1から順に混ぜ(6と7は一緒に混ぜて置く)20分程冷蔵庫で寝かせた後に型を取って、325℃のオーブンで12分程焼くだけです。
いつもですと、「ショートブレッドクッキー」のレシピを使うのですが、粉砂糖が切れていたので、グラニュー糖を使ったため、卵を入れました。
先日卵白が必要で、卵黄だけが一個分たまたま残っていたので、それを混ぜました。
触感はクッキーと言うよりサブレと言う感じでした。
勘で作った割には売れる!と思うほど美味しくできましたので、皆さんも試してみてください