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カナダでは、不動産価格が過去二十年間急激に高騰し続けています。
特にバンクーバーやトロントなどの都市圏では、築年数が50年以上経っていても軽く1億円を超える価格が付いています。
その原因の一つに、外国人バイヤーによる投資目的の購入があり、実際には誰も住んでいないケースも多くあります。
その為、実際に住居が必要な人達が住める住宅が減り、需要と供給のバランスが取れず、増々不動産が高騰していました。
そこで、誰も住んでいない場合にかかる税金を増やし対応していましたが、不動産市場の冷却にはあまり効果が無かったようです。
そういった状況をどうにかしようと、今回政府は外国人の住宅購入を二年間禁止すると発表しました。
また、国民が住宅購入に当てる資金をためやすくするためのプログラムも設置するとの事です。
短い記事ですが、その件についての詳細記事(英語版)はこちら
以下和訳です。
(2022年4月8日投稿記事)
連邦予算が提示された翌日金曜日に、カナダのジャスティン・トルドー首相は、政府は高騰する住宅市場を冷やすために外国人の住宅購入を2年間禁止すると述べました。
さらに、トルドーは、政府がより多くの住宅を建て、カナダ人が家を所有するため預金しやすくするためのプログラムを導入することを計画していると述べました。