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【コロナ関連】再感染のリスク:オミクロンは免疫が短い(専門家)

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オンタリオ州やケベック州ではコロナ第6波が起こっていますが、その中には再感染している人もいます。

オミクロンが登場する前は、殆どの人が約90日経過するまで再感染しませんでしたが、オミクロンは約60日間で再感染している人がいる様です。

 

その件についての詳細記事(英語版)はこちら

Reinfection risk: Omicron appears to produce shorter-lived immunity, experts say

 

以下和訳です。

Global News

(2022年4月8日投稿記事)

 

再感染のリスク:オミクロンは免疫が短いように見える、と専門家


まだCOVID-19に感染していない場合は、これからは伝染性の高いオミクロンバリアントとBA.2サブバリアントに感染する可能性が高いと思われます。


しかし、第6の感染の波の中で、すでにウイルスに感染し回復した人でさえ、いつ再感染するのか疑問に思っています。


「ごく最近回復した後でも、COVIDを再感染することは可能です」とバンクーバー感染症センターの社長兼医療ディレクターであるブライアン・コンウェイ博士はグローバルオーバーズームに語りました。


クイーンズ大学の教授は、「最近」を感染後3か月と定義していますが、その間隔を変える亜種が出現したようです。


「オミクロンが登場する前は、約90日が経過するまで、人々はどの種類も感染しませんでしたが、オミクロンの間隔は少し短くなるようです。それは、約60日です。」と感染症部門の議長であるジェラルドエバンス博士は述べています。


エバンス氏によると、その期間内にテストで陽性となることはまだ非常にまれです。


実際、ヨーク大学の免疫学者Ali Abdul-Sater氏は、世界で最も健康なワクチン接種を受けた個人は、4〜6か月後に抗体レベルが低下し始めると述べています。ただし、英国とデンマークでの最近の急増からのデータは、60日以内に感染する可能性があることを示しています。


全体として、3人の医療専門家はすべて、感染後の免疫の長さを判断するのは非常に難しいと述べています。


年齢、免疫状態、COVID-19に感染した後の個人の免疫応答の重症度などの要因が、再感染のリスクを左右する可能性があるとAbul-Sater氏は述べています。


「免疫不全の人、または65歳以上の人は、免疫応答が弱い」と彼は述べました。


COVID-19に感染しかなり症状が出た場合、Abdul-Sater氏は、感染後に軽度の病気になった人よりも強い免疫力を発達させる可能性があると述べました。


二回のワクチン接種から感染した場合、「ハイブリッド免疫」を発達させるかもしれませんとエバンス氏は言いました。それはワクチンだけまたは感染だけからの免疫より長く続くことができます。 Abdul-Sater氏によると、ワクチン接種を受け、感染し、その後ブースターショットを受けた場合、免疫力がさらに長くなる可能性があります。


エバンス氏とAbdul-Sate氏rは、さらに面白い? のは、感染した亜種の種類が再感染の可能性に影響を与える可能性があると述べています。


デルタに感染した人々は、別のデルタ感染および以前に出現したすべての亜種から短期的な免疫を発達させるようです。


しかし、オミクロンは前任者とは構成が異なるため、この亜種に感染すると、別のオミクロン感染から一時的に保護されるだけで、サブタイプBA.2を含む他のすべての亜種に対して脆弱になる可能性があるとエバンス氏は述べました。


すべての専門家は、これは個人がテストしてみるものではないと強調しています。特に新しい亜種が出現している今、 一般大衆がCOVID-19感染したから無敵だと思って油断してはいけない、大6波がその証拠だとアブドゥル・サター氏は言います。


「回復した場合は、まだ免疫があるとは思わないでください。ルールに従う。手を洗う。多数の人がいる危険な状況に注意してください」とコンウェイ氏は述べています。


注意を怠らないもう1つの理由は、 ケベック州とオンタリオ州では小児科の症例と入院が増加しているため、子供も再感染のリスクがあるとマギル大学のブルース・メイザー博士は言います。


「子供の免疫システムは通常、特に5歳以上の成人と非常によく似ています」と、小児科の教授であり、COVID-19免疫タスクフォースの副科学ディレクターは述べています。


「米国およびその他の国では、2回目の投与から6か月後に3回目の投与を子供に与えています。」


メイザー氏は、免疫の存在する時間枠に関係なく、ワクチンからの保護は、感染から生成される保護よりもはるかに強力であることを強調しています。


最初にワクチンが開発されたとき、「自然免疫がワクチン免疫と同等であるという希望がありました」とコンウェイ氏は言いましたが、それはまったくそうではないことが判明しました。


エバンス氏とメイザー氏によると、ワクチンはCOVID-19に対する絶対確実なシールドではありませんでしたが、重篤な病気から防御します。感染後の免疫はそうではないと彼らは言います。


これが、医療専門家が一般の人々にワクチンやブースターを摂取する様に促している理由です。 免疫に関する全国諮問委員会(NACI)は、免疫不全でない個人はCOVID-19感染の8週間後の接種を推奨しています。

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