2021年度インカムタックスリターン期限: 5月2日 情報記事まとめ

Spread the love

先週やっと、2021年度のインカムタックスファイリングを済ませてきました。

私の場合は自営業なので、領収書の整理、経費のデータエントリーなど、毎年していてもとても面倒で、ついつい先送りにしてしまう癖があり、毎年この時期になってしまいます。でも、ファイリング後は肩の荷が下りたと言うか、一つの役目を終えた感じでなんとも気持ちがすっきりします。

実はまだ、次男のインカムタックスを済ましていません。

彼の場合、去年の9月に大学一年生になったので、RESP(助成金枠) から一年のパーソナルアマウント$13,808 に近い金額を引き落としました。RESPの助成金枠は課税対象ですので、一番収入の少ない時期、特に一年目に出来るだけ多く引き落とすようにするのがいいと思います。

お子さんをお持ちで、RESPをお持ちでない方は、出来るだけ早い時期にRESPの口座を開設することをお勧めします。BC州では、RESP口座を持っている子供が6歳になった時にもらえる追加の助成金「BCTESG (教育貯蓄助成金)情報」もありますので、6歳になったら申請することを忘れない様にしましょう。

以前、「RESPの賢い引き落とし方」という記事を書いていますので、今年の秋に大学に入学されるお子さんやもうすぐ進学されるお子さんがいらっしゃる方でRESPを利用している方は、是非早い内にお読みください。RESPで助成金枠を引き落とした人は、その金額がお子さんの収入と見なされますので、RESPのある金融機関または企業からT4Aというインカムタックスファイリング用の書類が必要です。

学生の場合、授業料や家賃など、経費として申告出来る項目がいくつかあります。これには領収書が必要ですので、必ずまとめてとっておくようにしましょう。また、学校からの学費証明T2202が必要となります。こちらは、学校のポータルサイトから入手できると思います。

学生のインカムタックスファイリングの情報は、「学生が申告できる控除8項目」という記事を参考にしてください。

収入が、パーソナルアマウント以下(2021年度 $13,808)であれば、所得税がかかりません。ですので、私の息子の場合も税金を払わなくていいので、期限の5月2日までにファイリングを済ませなくても問題はありません。しかし、GSTと環境税の返金がある可能性がありますが、その返金はファイリングしなければ貰えません。ですので、近いうちに済ませるようにしようと思います。

会社勤めの人はもう既に所得税を払っていますので、ファイリングが遅れても問題ありませんが、この場合も同じく、GSTと環境税の返金を貰えませんので、出来るだけ早く行うようにしましょう。

収入が無い方でも、インカムがない事を申告することによる利益もあります。その様な方にも参考になる記事「所得が$ 0でもインカムタックスファイリングをする理由」を書いています。

これまでいくつかインカムタック関連記事を書いてきました。ファイリンがまだ済んでいない方は、出来るだけ多くのタックスリターンが貰えるように、関連記事に目を通してからファイリングすることをお勧めします。