カナダで息子が運転免許を取るまで【運転免許情報まとめあり】

日本では、車の運転免許を取る為に多額の費用をかけてドライビングスクールに行きますが、カナダではその必要がありません。

カナダでは、州によって運転免許取得のルールが違う為、ここでは私が住んでいるブリティッシュコロンビア州の話をします。

ブリティッシュコロンビア州では、16歳になると運転免許取得の最初のステップ学科試験を受けることができます。

それに合格したら、Learner’s License（仮免許）を取得することができるので、実際に路上を運転することができます。

その場合は、適切な基準にあった指導者が助手席に常時乗っていなければならず、他にもいくつかのルールがあります。

今回、それについてもまとめてみたいと思います。

私の長男は数年前にこの一連の制度を経て運転免許を取得しました。

現在次男が路上運転練習をしています。

この二人の指導者は、私たち夫婦です。

長男が16歳になった時に仮免許を取得したのですが、その後の路上運転の指導は、私達にとって初めての経験だったため、と～ても怖くて寿命が縮む思いでした。

特に、長男は自信過剰なところがあるので、私達の言う事を素直に聞かず、「止まって！」といってもすぐ止まらないことがあったりと、ま～恐ろしいったらありません。

何度も助手席でブレーキを踏みました。

幸い事故もなく無事に運転免許を取得することができました。

この長男との経験は、私達にとっては初めての指導でしたので、説明も下手だったり、冷静でいる事が出来なかったりで、それも逆効果ですべてがあまり心地よいものではありませんでした。

その点次男は、長男の一連の経験を身近で見ていたこともあり、聞き分けもいい方なので、比較的スムースにいっています。

問題は、本人にあまりやる気が無いので時間が掛かりすぎる点です。

ブリティッシュコロンビア州の免許証は、ICBC（運転免許書センター）で取得しますが、ICBCは車の保険も取り扱っています。

ICBCの車保険は、運転歴や事故歴などで、保険料を計算していますので、運転歴が長くなることで保険料が早く安くなりますので、出来るだけ早く免許証を取った方が得をします。

また、ICBCは2年前にシステムを変更し、特にNew Driver（初心者）の保険料がとてつもなく高くなっています。

ですので、今すぐ運転するつもりが無くても、将来運転する予定があるなら一日でも早く免許証を取っていた方が賢明です。

それではどのような手順で運転免許証が取得できるのかまとめてみたいと思います。