50代半ばで始めた歯列矯正「インビザライン」。
装着を開始して4ヶ月が経ちました。
ということで、これまでの4ヶ月間で感じたことをまとめたいと思います。
ここでお話することは、私が経験したことなので、すべての歯列矯正医が同じことをしているわけではないと思いますので、一つの経験談として参考にしてください。
今回の経験談は第2弾。
第一弾は、初期の診断から見積もり支払いまでをまとめています。
興味がある方はそちらの方を一読ください。
取り付け方説明
費用の支払い、必要な抜歯を済ませた二週間後、最初の歯型ピースの装着にクリニックを訪れました。
私の矯正終了までの歯型総数は81個。
1/81と書かれたピースの装着です。
その前に、歯型ピースを固定するための突起物を自分の歯に取り付けます。
瞬間接着剤のような匂いがする苦酸っぱい液体で取り付けます。
その後、歯型のピースの装着方法を伝授され、歯型ピースを自分で取り外す練習をします。
これから先は、一週間ごとに自分で次のピースに取り替えます。
食べ物を食べるときや、砂糖の多い飲み物または歯型ピースを変色させる飲み物(コーヒーやお茶など)を飲むときは、歯型ピースを外し、飲食が終わったら歯を磨いて歯型ピースを付けないといけません。
これが結構めんどくさい。
歯型ピースの研磨
インビザラインの歯型ピースはプラスチック製です。
自分の歯並びをもとに歯型ピースは作られているのですが、歯型のエッジがかなり粗く作られているので、唇にあたる部分や舌にあたる部分が擦り合い、気になったり痛くなったりします。
それを防ぐために、爪やすりを使って滑らかに研磨しなければなりません。
面倒ですが、私はこの作業なしでは舌や唇が切れそうな感覚がありました。
インビザラインのアプリ
インビザラインのアプリをダウンロードして顧客番号を入れると、自分のプランの予測ビデオを見ることができます。
また、自分のスケージュールを入力するとリマインダーを設定したり、自分で写真を撮って進行状況を記録することもできます。
スケジュール通りに行わなければ、結果が伴いません。
プラン通りの結果を手に入れるには、自己管理がとても重要です。
4ヶ月目の感想
実際の私の歯の写真を載せるのはちょっと恥ずかしいので、予測ビデオの複写をお見せします。
左が矯正前の画像です。
矯正を始める前
17週目
この画像だけではあまり分からないかもしれませんが、元々前歯二本だけがけっこう前に出てました。
そして赤丸の歯が、一番前の歯の後ろに入り込んでいて食べ物がよく詰まったり、違和感?痛み?を感じたりしていました。
この4ヶ月の間に、上顎の歯全体を広げながら赤丸の歯を横に動かしたので、その重なり部分がだいぶ浅くなりました。
まだ4ヶ月しか経ってないのに、これだけ動いたのには驚きです!
矯正を始める前
17週目
下顎はかなり込み合っていて、動かせるスペースがなかったので、矯正前に赤矢印の義歯を抜歯しました。
その後4ヶ月の間、抜歯した歯の前後の歯が寄せられて、赤丸の部分に隙間ができ、画像では分かりにくいですが、抜歯した部分の隙間も減っています。
気になること
毎週、少しずつ歯が動いているので、食べ物を噛むときに今まで当たっていなかった歯が当たることがあります。
インビザラインで矯正をしたことがある妹も同じ経験があったそうなので、矯正過程ではよくあることのようです。
傷み
矯正前は、かなり痛いのかと心配しましたが、プレッシャーを感じることはあっても痛みは全くありません。
良かったこと
上記のように、飲食の際に手間がかかるので、余り間食をしなくなりました。
お陰で3~4キロ痩せました^^
また、思っていた以上に早い段階で歯並びがよくなっていることが実感できます。
成果が体感できるとやっぱりうれしいです☆
不満なこと
インビザラインを始めた目的の一つが、上顎の奥歯のないスペースを狭め、インプラントの数を減らすことだったのですが、残っている歯の状態が悪すぎて、余り動かせないということを、矯正開始後に知らされました。
なんかちょっと騙されたような気がします><
これが10代の時にやるのと50代になってやるのの最も大きな違いなのかも。
もう少し若いときにしてたら結果も違っていたのかなぁ~なんて、今更な考えが浮かびます。
それでも、この矯正プランが終われば、憧れのまっすぐな歯並びを手に入れることができます。
16週目の検診の時に先生から、プラン通りに行くのは本人のコンプライアンスが必須だからと、プラン通りに進んでいることを褒められました。
まだまだ長い道のりですが、きれいな歯並びを夢見て、これからもコツコツ頑張るぞ!