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【医療】カナダの薬局で買える おすすめ薬(症状別)

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カナダに留学や移住をされたばかりの人は暫くの間、慣れない異国の地での生活のストレスから調子が悪くなることが良くあります。

私もそうでした。胃痛や頭痛。原因はやっぱり「ストレス」。

カナダでは、調子が悪くてお医者さんに診てもらっても、簡単に処方箋のお薬はもらえません。

感染症の場合は抗生剤を処方してもらうこともできると思いますが、ただが出ただけだと「市販の解熱剤を2~3日飲んで熱が下がらなかったらまた来てね」って言われたりします。

わざわざ長時間待ってそんなことを言われるとがっかりします。

 

そんなこともあり、まずは市販のお薬を飲んでしばらく様子を見ます。

今回はこれまでの経験から、効果が一番あった「薬局で買えるお薬」を症状別に紹介したいと思います。

頭痛、痛み、熱

カナダで一番飲まれているお薬の一つが Tylenol Advilです。「解熱剤」でもあり「痛み止め」でもあります。

一日の制限量はこちらのサイトで確認できます。

 

Tylenol(タイレノール)

Regular: 325mg

Extra Strength:500mg

  • Tylenol (タイレノール)は、解熱鎮痛剤で、骨の痛みによく効き、骨折、歯の治療の後の痛みなどによく効きます。Acetaminophen(アセトミノフェン)が主要な成分で、Tylenol(タイレノール)は商品名になります。大手薬局は独自のブランドの商品を持っていて、価格が安いものがあります。その場合はAcetaminophen (アセトアミノフェン) の名称を探してください。空腹の時も飲むことができます。
大人用には、錠剤、カプセル、ジェルタイプがあり、カプセルやジェルタイプが即効性があると言いますが、大事なのは主要成分なので、一日の摂取量を越えない様に気を付けましょう。
体重68㎏の成人の1日の制限容量は4000mgです。
 
子供用は、液体の物があり、年齢や体重によって量が決められていますので、説明書をしっかりと呼んで与えましょう。

25ヶ月以下の乳児用液体Tylenol

2歳から11歳の液体Tylenol

Advil(アドビル)

Regular: 200mg

Extra Strength: 400mg

  • Advil は、消炎鎮痛剤で、筋肉の痛みに効くので、腰痛や産後の子宮の収縮の時に勧められます。Ibuprofen (イブプロフェン)が主要成分で、Adovil は商品名になります。こちらも大手薬局では独自の商品を作っていて、表示はIbuprofen (イブプロフェン)と記載されています。胃の粘膜を傷つける作用があるので、食事後に飲むようにしましょう。

大人用には、錠剤、カプセル、ジェルタイプがあり、カプセルやジェルタイプが即効性があると言いますが、大事なのは主要成分なので、一日の摂取量を越えない様に気を付けましょう。

成人の1日の制限容量は1200mgです。


子供用は、液体の物があり、年齢や体重によって量が決められていますので、説明書をしっかりと呼んで与えましょう。

4ヶ月~3歳児用液体 Advil

2歳~12歳用 Advil

風邪薬

風邪の症状の場合、TylenolAdvilの両方が総合風邪薬を出しています。昼用と夜用がありますので、眠たくなったら困る場合は昼用を飲みましょう。

Tylenole (タイレノール)昼用と夜用

Advil(アドビル)鼻づまり・頭痛・熱

咳用のシロップも色々ありますが、私のおすすめは BENYLIN です。

 

他のシロップに比べてミント風味が強くドロッとしているので、喉の粘膜に張り付く感じで良く効きます。

一気に飲むのではなく、シロップを口の中に含み少しずつ喉に流し込む様に飲むとより効果的。

他にも咳止めシロップは色々とありますので、試して自分に合ったものを選んでもいいかもしれません。

 

空咳用ベネリン

胸焼け、胃痛、お腹の張り

胃薬は沢山あります。その沢山の種類のお薬がある中で、個人的に一番効くと思うのは「Gviscon」(ギャバスコン)です。

私は慣れないカナダ生活のストレスで胃痛に悩まされていた時に常用していたのがこれです。

色々試しましたがこれが一番効きました。日本に帰国するときもこれを持って行きます。

口の中で噛むタイプのお薬です。

胸やけや二日酔いに効くのは、水に溶かして飲むタイプの「Alka-Seltzer」(アルカセルツァー)。夫が良く飲みます。

吐き気、車酔い

吐き気や車酔いの時は、Gravol(クラヴォル)です。長男の常備薬です。子供用もあります。

アレルギー、じんましん、花粉症

Benadyrl (ベナディル)またはClaritin(クラリティン)抗ヒスタミン剤ですので、上記の症状の時に使用します。常用しても問題のないお薬ですので、症状が治まるまで飲んでも大丈夫です。

乳幼児はまだ何にアレルギーがあるか分からないので、常備しておきたいお薬です。

子供用液体:体重で容量を決めます。

虫刺され

Benadyrl (ベナディル)虫刺され用の塗り薬があります。数年前からバンクーバーでも夏に蚊が大量発生するときがあるので、蚊に良く刺される方は持ち歩くといいでしょう。

湿疹

軽い湿疹やアトピーの症状がある時は、Hydrocortisone cream(ヒドロコルチゾン クリーム) を使います。これはステロイド系の塗り薬ですので、市販では1%以下のが購入できます。濃度が薄い方から使用して、よくならないようでしたら、クリニックに行って処方箋でもっと強いお薬を処方してもらえます。

 

常用で使うのにデイケアのアトピー持ちの子のお母さん良く効くと聞いたのは Aveeno baby moisture cream です。

あとがき

頭痛は色々な理由で起きますが、頭痛を感じた時は直ぐにタイレノールを飲むのが肝心です。ひどくなってからだと薬が効かなくなってしまう時があります。

特に偏頭痛持ちの人は、少しでも感じたら、タイレノールを飲んで予防しましょう。

私も移住当初、偏頭痛が酷い時期があり、痛すぎて嘔吐したこともありました。もうそんなことはありませんが、経験者のアドバイスです。早めにお薬を飲みましょう。

以上、私が使ってよく効くと思うお薬を紹介しましたが、上記のお薬を一週間程使ってみても症状が改善しない場合は、近くのクリニックに相談し、「この薬を数日飲んでも治りません」と伝えて、色々と検査をしてもらいましょう。

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