カナダには、永住者向けの英語教育が無料で受けられる仕組みがあり、高校の単位が必要なカナダ人も無料で高校レベルの教科を受けることができます。
今回このプログラムの英語のクラスを受けるために必要な英語能力テストを受けてきました。
これは生涯教育「Continuing Education」という地方自治体によって運営されている永住権保持者やカナダ人向けの公共のプログラムで、高校一年生から3年生の英語や科学や数学などの単位を無料で取得することができます。
英語の場合は高校一年レベルの前にいくつもレベルがあり、英語能力テストによってクラス分けされます。
フルタイムのクラスもありますが、私の様に日中に仕事をしている人たちの為に、夜のクラスもあります。
私は、ブログでニュース記事を和訳したりしていますが、その記事を読んだ方ならすぐに分かると思いますが、翻訳を仕事にするほどの能力がありません。
元々英語は好きでしたが、日本での学歴に英語は含まれていませんし、カナダでもこれまで学校に通ったことがありません。
とは言っても、仕事でも英語を使っていますし、新聞記事も読めて理解もできるし、テレビを見ていても理解できています。
発音はいいとも悪いとも言えない程度ですが、コミュニケーションには全く問題がありません。
ですので、これまで学校で英語を勉強するほどの必要性が無かったので、このプログラムには興味があったのですが、自営のデイケアも順調に行っていて収入もあるし、コースを取るまでの意欲がありませんでした。
なぜ気が変わったかと言うと、この先デイケア以外の分野で仕事がしたいのですが、私の日本の学歴がこちらでは殆ど使い物にならないので、選択肢を増やす為にも、最低限高校卒業レベルの英語の単位を取得したと言う証拠が必要だろうと思ったからです。
実は2014年に一度、試しにこの能力試験を受けたことがあります。
その時は、思った以上に成績が悪かったのもあり、特に単位が必要だった訳でも無かったのでコースを受ける意欲がわきませんでした。
でもその時にこのコースを始めていたら、もうとっくに単位を取得していたんですよね、、、(笑)
最初の一歩って本当に難しい!
前回の時は、決められた日に試験場に行って、試験用紙を渡され、決まった時間に終了するという至って典型的なテスト方法だったのですが、今回はコロナの影響もあり、1人ずつ個室でMacのノートパソコンとヘッドフォンを渡されてテストを受ける形になっていました。(それぞれ自治体で異なる可能性があります)
単語、文法、リスニングは一問4択で、一問ずつ答えを選んだら次に進む形になっていて、読み返しはできません。
最期に作文があるのですが、与えられた二つの課題の内一つを選び、30分以内に出来るだけ詳細を書きなさいと言うものでした。
作文は、パソコンにタイプしてもいいし、用意された紙に手書きすることも許可されていました。
前回のテストの時、作文を時間内に終了することができなかったのも成績が悪かった一つの原因だと思ったので、今回は時間配分を考えて、一応時間内に終了することができました。(読み返す時間は余りありませんでしたが、、、)
久しぶりのテストで、全く対策も考えていなかったので、リスニングの時にメモすればよかったな~とか後になって悔やまれる事もありましたが、前回より上手くできたような気がしました。
9月からコースが開始します。
夜間のコースなので時間はかかりますが、今回は頑張って通ってみようと思います。
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