我が家は10年前に大規模なリモデリングをして、一階の床を全てラミネートフロアにしました。
数週間前の事です。夫が冷蔵庫の手前の角の下の床がへこんでいることに気付きました。
ラミネートフロアは安価でいいのですが、水に弱い事が弱点です。
チョットみずをこぼしただけでも気を付けていたんですが、実はしばらく前に大量のジュースをこぼしてしまいました。
冷蔵庫の下に流れ込んでしまって、冷蔵庫を出して吹くべきだったのですが、あの大きな冷蔵庫が簡単に引き出せるなんて知らなかったので、ペーパータールを差し込んで出来るだけのことをやって吸い込んだのですが、たぶんそれが原因かもしれません。
冷蔵庫も10年前に買ったもので、ドアの下にフィルターを入れるところがあるので、それも原因の可能性があります。
一応、配管工の方に見てもらったのですが、冷蔵庫からの水漏れは見当たらないと言われたので、たぶん水をこぼしたのが原因の可能性が高いです。
原因は別として、修理をしないといけないので業者さんに費用を見積もってもらいました。
幸いなことに、10年前に使ったフロアの材料を10パネル程保存していたので、それで材料は間に合うそうです。
しかし、人件費として一日$500。
ダメージの原因が何か分からないので、破損部分を一旦剥がして、下の板が濡れていたら、その部分を乾かす時間を取る必要があります。
そうすると二日に分けてくることになり、人件費も二日分かかると言われました。
その上、今は職人さんが空いてなくて、早くても11月になるとのことでした。
その業者さんに、この作業は自分達でもできる比較的簡単なものだと言われたこともあり、結局自分たちでとりあえず撤去してみる事にしました。
それで今回無事破損部のフロアの撤去が済みましたので、これから挑戦される方の参考になればと思い、注意する点など気付いたところをまとめてみました。
上の写真でもわかる様に、冷蔵庫の角の部分もそうですが、その一枚前もダメージがあります。
今回は、冷蔵庫の下から壁にかけてのパネルを出来るだけ再利用できるように慎重に取り外し、この二枚のダメージしたパネルを撤去しました。
破損パネルの撤去
キャビネットと床の間にあるモールディングを取り外す。
ノミをモールディングの隙間に差し込みトンカチでのみの取っ手を叩きながら奥まで入れ込みます。少し隙間が空いたらその隣にもう一本のノミを差し込み同じようにもう少し奥に入る様にトンカチでたたきます。モールディングが外れてきたら横にスライドしながら少しずつ慎重にモールディングが折れない様に外します。
ラミネートフロアを取り外す。
ラミネートフロアのパネルはクリップ式になっているので、壁側から引っ張って一枚ずつはがすと簡単に取り外せます。
今回破損した部分は水分を吸い込んで膨張していたため、周りと癒着していましたので、ノミとトンカチで部分的に壊しながら取り外しました。
結局、ドアの近くまでつながっていたのでドアの前のトランジッションの板もはがさなければいけませんでしたが、計画していた部分をきれいに撤去することが出来ました。
注:再利用するパネルとモールディングには、組み立てる時に混乱しない様に、取り外した順に番号を書いておきましょう。
私たちはペンキ用のマスキングテープを張って、その上にマーカーで番号を書きました。
こちらが撤去後の写真です。
一番大変だったのは、水を吸って膨張したパネルを剥がすところでした。
膨張しているので簡単にクリップから抜けないし、キャビネットとピッタリ面していたので、ずらせるスペースが全くなく壊して剥がすのに必要以上時間が掛かりました。
まとめ
実はこの日は、私達夫婦の結婚記念日でした。
私たちは日頃から余り記念日を気にするタイプではなく、20周年の記念日も二人して忘れていたほどです。
今日も「おめでとう」と言っただけで、特別なことはしませんでした。
でも今回はこの撤去費用$500分がお互いのプレゼントになりました。
二人とも大満足です☺
次回は、新しいフロアパネルをはめ込むところをレポートしたいと思います。