ラミネートの板は片方に溝があり、もう片方には舌が付いています。
少し斜めにして、舌を溝に噛ませて下すと「カチッ」と言う音がなりロックします。
まっすぐの床板はそのままはめるだけなので簡単です。
最後のピースはキャビネットの傍で形が歪でしたので、それに合わせて床板を切らなければなりません。
切る前に表面にマスキングテープを貼って、表面のパネルがはがれない様に保護します。
床板がはまったら、モールディングを元の位置に付けますので、床板はキャビネットギリギリにする必要はありません。型を取る時は、1cm程の隙間があってもモールディングで隠れるので、多少の隙間は気にしなくても大丈夫です。
ドアの前には1.5cm程の隙間があり、そこには、トランジッションという板を差し込みます。
このトランジッションの素材は、木製や金属製など色々なものがあります。
両側の床の高さが違う場合は、高さをこのトランジッションで斜めにすることで、躓いたりしないようにする役目があります。
トランジッションの裏側のプロファイルが色々ありますので、実際の両側の床の高さに合ったプロファイルを選ぶ必要があります。
我が家の場合、ドアの下の部分にある木材が異常に高く、木製のトランジッションでピッタリの物はないため、既成のトランジッションを加工しました。
裏はこんな感じなので、でっぱりの横の部分をのこぎりで切りとり、紙やすりで滑らかにしました。
その後、ジェルステインを使い塗装します。
このジェルステインは、古いTシャツを丸めて塗ると上手く付きます。
一度に沢山塗ると乾きが悪くむらが出来るので、何回かに分けて、好みの濃さになるまで重ね塗りします。
こちらが塗装後の写真です。
完璧に乾いたらクリアコート塗って完成です。
今回私が使ったのは、こちらのクリアコートです。
ジェルステインもクリアコートも、以前木製テーブルを修復した時の余り物です。
他にも使える塗料が沢山あるので、お店の方のおススメを聞いてください。
こちらが、トランジッションを入れた後の写真です。
既製品の場合、差し込む部分に床に固定するための両面テープが付いている物もあります。
モールディング用の釘で固定してもいいですが、その場合、釘の頭を打ち込み、ウッドパティーで穴を隠し塗装する必要があるので厄介ですね。
今回は全く動く場所ではなかったのでそのまま被せておしまいにしました。
これで、業者さん見積もり$1,000 節約したぞ!
何買おうかな~^^