海外生活で一番困る事の一つが、ヘアサロン探し。
今では、日本人ヘアスタイリストが働いているヘアサロンも増え、利用されている方も多いと思いますが、私が移住したうん十年前はあまりなかったので大変でした。
その中でも、屈辱の体験として残っているのが、長い髪に飽きてしまってショートヘアーにしたいなと思ったので、近くのサロンで「ショートにお願いします」と一応長さを指定したのですが、気付いたら襟足をバリカンで刈られてしまいました。
途中でやめてもらってもどうしようもないので、そのまま何も言わずお金を払って帰ったのですが、それから数日後、用事でハードウェア屋さんに言った所、後ろから「Excuse me, sir」(そこの男性、ちょっとすみません)と声を掛けられ、何とも言えな虚しさを感じた事があります。
そんなこんなで、私これまで17年程、ヘアサロンへ行っていません。
自分を含め、家族全員の髪を切っています。
息子達は生れてこれまで、1~2回ほどしか床屋へ行っていません。
髪染めも、これまでは茶色系の髪が好きだったので、カナダのドラッグストアで買える髪染めの、一番金髪に染まる髪染め液から2段階位下のレベルを使って染めると、黒髪の日本人にはちょうどいいくらいの茶色になっていたため、それを使用していました。
しかし、50代前後から急激に増えた白髪。
カナダのドラッグストアの髪染め液は、黒髪を茶褐色までは染まるけど、白髪を染める事はできません。
日系サロンへ行くとちゃんとした髪染め液を使ってくれるでしょうから、ちゃんと染まると思うのですが、サロンで働いている方には申し明けありませんが、頻繁に染めに行くとお金がかかります。
暫くは、生えてきた白髪を抜いたり、切ったりして我慢していたのですが、そうすると短い白髪が伸びてきて、分け目からピンピン飛び出てきて、白髪とのいたちごっこ。
白髪の本数も増えてきているし、困ったな~と思っていたら、最近自分で染められる白髪染め液を見付けました。
今回紹介する白髪染め液「Salon de Pro (サロンデプロ)」は、Made in Japan という事もあり、髪染め液にアンモニアが入っていないので、あの独特のツンとした臭いや痒みもなく、白髪染め効果は抜群です。
色のレベルは、3が一番茶色くて、4、5と数字が多くなるほど黒くなります。
私は、この3と4を試してみましたが、50代の人はまだ「Salon de Pro3」でもいいんじゃないかなと思います。
注意:白髪は当然黒髪より色が入りにくいので、茶色の色が明るく出ます。白髪がかなり広範囲にある方は、4か5の方がいいかもしれません。
私は、全然痒みを感じませんでしたが、人によっては痒みを感じるかもしれませんので、皮膚が弱い方とか心配な方は、使用前のスキンチェックをしてみた方がいいかもしれません。