小さい幼児の遊びの中に取り入れたいのが、指先の動き「fine motor skill」を向上させるアクティビティ。例えば、パズル、ブロック、ビーズの紐通しなどがあります。
キンダーガーデンに進学するまでには、安全にハサミが使えるようになったり、鉛筆をきちんと持って書けるようになっているのが理想です。
この様なスキルは、急にできるようになるわけではなく、日頃の作業の積み重ねが大事になります。
「fine motor skill」を楽しく向上させることが出来るアクティビティーの一つがクラフトです。
私のデイケアでも、出来るだけ子供たちに喜ばれる簡単なクラフトを提供しようと努力しています。
10月31日は「ハロウィン」ですので、今月のクラフトテーマは「ハロウィン」です。身近な材料で簡単に出来るハロウィンの飾り物を毎日一つずつ作りました。
今日紹介する飾り物は、2~4歳児の幼児用なので短時間で簡単にできます。
見ただけで作り方が分かってしまうと思いますが、簡単に作り方をまとめてみたいと思います。
ジャコランタン
用意するもの:
- 新聞紙 一枚
- オレンジのギフト用ティッシュペーパー 一枚
- 黒い画用紙または折り紙(顔の部位用)
- ラッピング用紐15cm 一本
① 基本的に、全てのキャラクターの中身は新聞紙をくしゃくしゃにしたもので丸い形(直径約8㎝)を作りテープで止めます。
新聞紙は子供たちにくしゃくしゃしてもらいます。
② オレンジのティッシュペーパーで包んでひもで結び、ひもの端にぶら下げるための輪を作って結びます。
黒画用紙で目、鼻、口を作り、顔の部位の名称と場所を確認しながら貼り付けます。
出来上がり。
ゴースト
用意するもの:
- 新聞紙 一枚
- 白のギフト用ティッシュペーパー 一枚
- 黒い画用紙または折り紙(顔の部位用)
- ラッピング用紐15cm 一本
① ジャコランタンの①と同じ手順で顔の形を作ります。
② 白のティッシュペーパーで包んでテルテル坊主の様に包み、紐で顔の部分を軽くまとめて結び、後ろでぶら下げるための輪を作って留めます。
頭の後ろの部分でひもをセロテープ止めるとバランスよく飾ることが出来ます。
③ 黒画用紙で目と口を作り、顔の部位の名称と場所を確認しながら貼り付けます。
出来上がり。
怖い顔にしてほしいと言うので、こんな不細工な顔になってしましました。
マミー
用意するもの:
- 新聞紙 一枚
- 黒のギフト用ティッシュペーパー 一枚
- 白のギフト用ティッシュペーパー 一枚
- 黒と白の折り紙(目用)
- パイプクリーナ白 3本
- ラッピング用紐15cm 一本
- ペーパークリップ
① ジャコランタンの①と同じ手順で顔の形(俵の形)を作り、黒いティッシュペーパーで糊を付けながら包みます。
② 白いティッシュペーパーを2cm位の幅に割き包帯を作ります。
この作業も子供たちにしてもらいます。包帯に糊を付け顔の部分に巻き付けます。
色画用紙で作った目を貼り付けます。
③ 3本のパイプクリーナーを使って体を作ります。(大人が作ります)
2本は半分に折り曲げ先端を丸くしてねじります(手足用)。1本を2本指にクルクル巻きつけながら胴体の部分を作り、真ん中から先ほど作った手足用のパイプクリーナーの2本で上下に体と繋げます。
顔の部分にセロテープで止めます。
④ ペーパークリップの端を針の様に使って頭のてっぺんに突き刺して固定し、そこに紐を通して取っ手を作ります。
出来上がり。
作った後に「あれ?なんかへん」と思ったら、体の部分は骸骨の体でした。(笑)
コウモリ
用意するもの:
- 新聞紙 一枚
- 黒のギフト用ティッシュペーパー 一枚
- 黒と白の折り紙(目、口、牙用)
- パイプクリーナ白 1本
- ラッピング用紐15cm 一本
- ペパークリップ
① ジャコランタンの①と同じ手順で顔の形(俵の形)を作ります。
② 黒いティッシュペーパーを1/3と2/3に切り分けます。2/3のティッシュペーパーで糊を付けながら①を包みます。片方の両端に糊を塗り、耳を作ります。もう片方に糊を塗り足を作ります。
③ 1/3のティッシュペーパーを羽の形切り、上部2㎝に糊をぬりパイプクリーナーを巻きつけます。その中心に②の体を糊で貼り付けます。
④ 色画用紙で作った目、口、牙を貼り付けます。
⑤ ペーパークリップの端を針の様に使って頭のてっぺんに突き刺して固定し、そこに紐を通して取っ手を作ります。
出来上がり。
フランケンシュタイン
用意するもの:
- 新聞紙 一枚
- 緑のギフト用ティッシュペーパー 一枚
- 黒と白の折り紙(眉毛、目、口、傷跡、ボルト用)
- ラッピング用紐15cm 一本
- ペパークリップ
① ジャコランタンの①と同じ手順で顔の形(俵の形)を作ります。
② 緑のティッシュペーパーで糊を付けながら①を包みます。
③ 色画用紙で作った眉毛、目、口、傷跡、ボルトを貼り付けます。
④ ペーパークリップの端を針の様に使って頭のてっぺんに突き刺して固定し、そこに紐を通して取っ手を作ります。
出来上がり。
まとめ
今回のクラフトは結構雑ではありますが、子供たちには大人気でした。
毎日デコレーションが増えて行くので、それも一つの楽しみだったようです。
私も、作りながらいろんなアイデアが膨らんできてとても楽しかったです。
収穫感謝祭にあやかって、とうとう畑の一つの冬支度の為、最後の芽キャベツを収穫し、たった一つだけなった富士りんごと、ジャガイモなどのお野菜を収穫しました。
ドンドン寒くなってきている今日この頃、これが最後かもしれません。
リンゴは来年の豊作を祈願して神棚に飾った後、頂くことにします。