先月、ロサンゼルスエンジェルスとシアトルのマリナーズとの試合がシアトルのT-モーバイルパーク で行われました。
シアトルは、バンクーバーから車で数時間で着きます。
私達家族は、今回の3泊四日でマリナーズ対エンジェルスの5試合戦中3回の試合を観戦してきました。
今回のこの旅行での野球観戦でチケット購入方法や野球場や駐車場など学んだ情報がありましたので、まとめてみたいと思います。
以前、今回宿泊したホテルのレビューも書いていますのでまだお読みでない方はそちらもどうぞ。
T-モバイルパーク
所在地:1250 1st Ave S, Seattle, WA 98134, United States
電話番号:+1 206-346-4000
バンクーバーからシアトルまでは車で2時間ちょっとで着きますが、問題は国境です。
今回私達は木曜日の午前11時ごろに国境に着きました。
まだ夏休みも始まっていなかったので、15分くらいで通過できたのですが、それは以前に「I94 Form」の記入を済ませていたのも国境通過に時間が掛からなかった理由の一つです。
日本国籍を持っている人は、アメリカに入国する際「I94 Form」に記入しなければなりません。
「I94 Form」は、3ヶ月間有効ですので、一旦取得すればいちいちオフィスに入らずに国境を通過することができます。
試合当日にスムーズに通過したい場合は、前もって「I94 Form」を取得することをお勧めします。
「I94 Form」はオンラインでの申請もできます。
「I94 Form」に関しての記事も書いていますので、興味がある方はこちらをどうぞ。
T-モーバイルパークのドアは、試合開始の90分前に開きます。
入り口は建物の正面と側面にいくつかあります。
通常ドアが開く前からそれら入口の前には長蛇の列が出来ています。
指定席なのになぜ並ぶのかと言うと、試合前の選手と接することができたり、ピッチャーの投球練習を観たり、景品がもらえたりするからです。
景品を貰える日の場合は先着何万人までとか決まっていますので、より多くの人が並びます。
ここで私のブログの読者さんにだけに特別な情報をシェアしますね。
正面玄関から見て左側にはティームショップがあり、実は、このティームショップを通過して入場することもできます。
他の入口より並んでいる人の数が少ないので比較的早く入場できます。
投手は試合開始前に、ブルペンと呼ばれるところで試合開始の20分ほど前からウォームアップをするので、投手がウォームアップするところを見たければ、ブルペンの近くに走り込みましょう。
プルペンは、外野側(レフト)に、ホームチーム用と敵チーム用と並んであります。
敵チームは、ホームから見て左側です。
今回初日は大谷選手が先発投手で出場する日だったので、ブルペンでのウォームアップを見たかったのですが、残念ながら間に合いませんでした(涙)
しかし、そんな時もまだ楽しめる場所があります。
敵チーム(エンジェルス)のピッチャー以外の選手はゲーム開始寸前まで3塁側のフィールドでウォームアップしています。
試合開始までは、その周辺の座席のチケットを持っていなくても3塁側の最前席の前に立ってウォームアップしている選手たちを見る事が出来ます。
運が良ければ、そこで選手たちにサインをしてもらう事も出来ます。
残念ながら、大谷君はそこでめったにサインすることはないそうです。
大谷君は、ピッチャーじゃない日は試合開始のほんの少し前にしかウォームアップに来ませんので、見れる時間は限られています。
ファンの方は、瞬きしないで待ちましょう(笑)
私も初日はブルペンを諦めてこちらで待機していたら、ブルペンからダグアウトに歩いてくる大谷君を見ることができました。
見れたのはあっと言う間でした。
写真を撮ることに夢中で(全部ブレブレ(涙)、カメラを通して見ていたので本当に見れたのか実感がなく、肉眼で見ればよかったと後悔しちゃいました。
2回目の試合観戦の時、私達がここで待機していたら、デトマー投手からサインを頂くことができました。
デトマー君は、今年の4月にノーヒットノーランを出した先発投手です。
Giveaway (景品)
メージャーリーグでは、毎月何らかの景品を配っています。
マリナーズでも同じです。
私達が行った週の日曜日のゲームでは、父の日を記念して、無料の野球帽を先着5万人のお父さんにあげると言うイベントをしていました。
景品はちゃんとした入り口にしか置いていませんので、ティームストアから入った場合は貰えません。
その場合は場内からちゃんとした入り口に行けばもらう事ができます。
ダグアウト
ダグアウトとは、選手たちが自分の出番を待つ控えエリアで、ホームチーム用と敵チーム用があります。
ホームチームと敵チームのダグアウトの位置は、各野球場で異なります。
エンジェルスのアナハイムの野球場は、ホームチームのダグアウトが三塁側にあります。
こちらシアトルの野球場は、一塁側にホームチームのダグアウトがあり、敵チームのダグアウトが三塁側にあり、アナハイムの球場とは逆になります。
通常、ファンは自分の応援するチームのダグアウトの後ろ側に座っています。
しかし私達は大谷君のダグアウトでの様子が見たくて、エンジェルスのダグアウトの向かい側になるマリナーズのダグアウトの後ろ側の席を購入しました。
周りはマリナーズのファンでいっぱいでした。
この一塁側の座席にした私の一番の目的は、ダグアウト内の大谷君を観察することだったのに、今回その席で観戦して気付いたのは、大谷君は指名打者なので自分の番が近づくまではあまりダグアウトにいないという事です。
そして、前から18列目でも結構遠くて肉眼では殆ど様子が見えません。
また、ダグアウトにいても一塁側から死角になるような場所に隠れていてあまり見えませんでした(涙)
次回はまた違う位置の席から観戦したいと思います。
チケット購入方法
元々購入していたチケットは5試合中の2試合しかありませんでした。
その他の試合に関しては、まだ観に行くか決めていなかったのでギリギリまで購入してませんでした。
それが、今回一日目の試合で大谷君が先発投手を務めることが発表され、行く事に決めたのですが、ラッキーなことにその日のチケットがたまたま半額の日に当たっていて、36列目の席が75ドルなのに、35ドルで買うことができました。
この日のチケットは Ticketmaster で購入しました。
Ticketmaster のチケット購入はホームページでもできますが、携帯アプリとクレジットカードとリンクしていれば、アプリでも購入が出来ます。
アプリをダウンロードしていたら、会場でチケットを見せる時にQRコードを簡単に表示できるのでとても便利です。
この日は半額でしたが、同じエリアの座席でも、平日か週末か、もしくはゲームの時間帯などによって価格が異なります。
Ticketmaster ではメインフロアー席でも36列目以降しか購入できません。
35列目より前の席は、StubHubなどのリーセールの会社を利用すると購入可能です。
初日の席は一塁近くの36列目で、その席からiPhoneのズームを最大限利用して撮った写真がこちらです。
今回の対戦で私達が元々購入していた週末の試合のチケットは、数か月前にStubHubで買いました。
こちらは、ホームから一塁三塁の最前列から35列までのシーズンチケット席をリセールしています。
今回私達が買った席は、18列目の席で一席タックス込みで125ドルほどしました。
こちらがその席からの景色です。
野球観戦では、試合を観るだけではなく、他にも色々と楽しめる事があります。
その内の一つが、フライボールを獲得する事。
例えば、一塁から外野にかけての観客席に座っていれば、一塁を守っている選手がイニング交代の度に使っていたボールを観客席に投げるので、自分の所に投げてもらえるようにみんな大きな声で呼びかけます。
そのボールが飛んでくるたびにみんな興奮して大騒ぎするのも見てて面白いです。
実際私の後ろの席の人が運よくフライボールの一つをゲットしました。
また、メージャーリーガーはファールボールも多いので、一塁三塁側の二階席でもフライボールが飛んでくる可能性があります。
遠い外野席からは、選手が豆粒の様にしか見えませんが、試合全体の動きやストライクゾーンなども見れますし、日によっては10ドルからチケットが買えます。
また、その外野席にいるとホームランが飛んでくる可能性があるので、運が良ければホームランボールを獲得できるかもしれません。
大谷君は左打者なので、ライトの外野席にホームランが飛びやすいと思います。
そうは言っても、レフトにも良く飛ばす時もありますね。
もしトラウト選手が調子よければ、レフト側の外野席に良く打っているようです。
今回の5連戦では、大谷君のホームランは観れませんでしたが、トラウト選手が4本もホームランを打ちました。
この時はレフトもセンターもライトもまんべんなく飛ばしてました。
通常の野球の試合は3回以上のシーリーズで来ますので、場所を替えて観戦して色んな体験をするのもいいかもしれませんね。
その他チケット関連情報でお得なのは、マリナーズの公式サイトでアカウントを作っておくと、色々なイベントの告知が来ます。
もしかしたらまた半額セールの日の告知も又あるかもしれません。
次回エンジェルスが来る8月5日木曜日もそのイベントデーの一つです。
8月5日のゲームは「Girls night out game」で、メインレベルの特定の座席が$40で購入できます。またこの日は野球帽の景品も貰えます。
こちらのチケットは、FIVOでの購入となります。
イベントの日の座席はイベント用に指定されている一角の座席を自動的に与えられるので、座席指定が出来ませんが、フィールドに近い座席が割引価格で座れるのでかなりお得です。
興味がある方はこちらのリンクから、https://fevo.me/3RUjvZQ 購入されると私のグループに所属することになり、グループの人数が一定の人数に達したらグループのメンバー全員に特典が付く仕組みになっています。
また、8月7日日曜日のゲームには、二つのイベントがあります。
Geno’s Good Vibes Only Day:メインレベルの スペシャル席の座席が$35で購入でき、チケットを持ってSection 143にいくとマリナーズの選手のイメージが入ったタンクトプシャツが貰えます。ホームページはこちら
- Autism Acceptance Day: メインレベルの スペシャル席の座席が$30で購入でき、チケットを持ってSection 339 へ行くとAutism Acceptance Mariners-themed Tシャツが貰えます。ホームページはこちら
この他にも、シアトルのコストコで、テラス席のクーポン2枚入りが60ドル購入できます。
今回、夫と次男が二回目の試合をこのクーポンを使って観戦しました。
テラス席はテラス席のチケットを持っている人しか入れません。こちらがテラス席からの眺めです。テレビ中継を見ながら実際の試合を観戦することがあります。全ての席にテーブルがある訳ではありません。
この他にもたくさんのブースがあり、食べ物の種類や質もよさそうでした。
食べ物
会場では、開封していない食べ物は持ち込み可能です。
飲み物は栓が開いていなくて、透明の容器に入っている物は持込み可能と決まっているので、お店で売っている水は持ち込みできます。
注意しないといけないのは、札束サイズ以上の大きさのバッグは、透明の物でなければなりません。
会場に預かってもらうようなことはできず、場内で処理することもできませんので気を付けましょう。
小さいお子さんのおむつやミルクなどを入れたバックは特別に許可されているようですが、中身を見せてタグを張られるみたいです。
当然ですが、場内で売られている食べ物やアルコールは単価が高いです。
テラス席以外の食べ物の質は決して良いものではないようです。
それでも、夫はホットドッグが安くて買えたと言ってました。
今回、ナチョーズも買ってみたのですが、と~てもまずかったです。
これでUD$3です。このソースがまず過ぎる。ナチョシップスだけで食べたほうがおいしかったと思うほど。これはまだ少量で何とか処理できましたが、マリナーズのプラスチックのヘルメットを容器にした、ナチョチップスとタコスやサルサが入ったでっかいヘルメットナチョーズも売ってあります。このチーズを使っているのだったら、う~ん恐ろしや。
その他球場施設
今回は試合に集中していたのであまり探索しませんでしたが、球場内には色んな施設があります。
一階にはチームストアあり、二階の外野席裏には子供用のチームストアもあります。
子供が遊べるプレイエリアもありましたが、コロナのせいかもしれませんが、今回はゲイトが閉まっていました。
自分の座席で座ってみるのもいいですが、球場内を探検しながら違った角度から試合を観るのもいいかもしれません。
まとめ
今、マリナーズがホットです。
つい最近まで14連勝しています。
前回のエンジェルスとマリナーズ戦ではエンジェルスが勝ち越しましたが、次回はマリナーズの方が優先なようです。
私は野球ファンと言うよりは、大谷ファンなのでエンジェルスを応援しています。
今年のエンジェルスは負けてばかりで、ここ一ヶ月は大谷君が先発投手をした時しか勝っていません。
いつも一生懸命の大谷君が、エンジェルスの運命を一人で背負っている感があり、怪我しないかが一番心配です。
日本では、大谷君に期待される成績について大騒ぎし過ぎで嫌になります。
プレッシャーかけるの止めて~!
私は、ただ毎日彼が元気で野球しているところを観られる事だけでも幸せです。
チームが勝つことも大谷君がより楽しんで野球ができるのにこしたことはないですが、私としては、大谷君が怪我せず一年を終えることが一番の願いです。
皆さん大谷君が怪我せず楽しく野球が出来るように、一緒に応援しましょう!