先日、冷蔵庫からの水漏れが原因で、床板がダメージを受けたので、その床板の修理の記事を2回に分けて記事にしました。
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こちらが、水漏れが原因でダメージを受けた床の写真です。この床のダメージに気付いた時は、床の表面に水は溜まっていませんでした。
別の件で呼んでいた水道屋さんに診てもらったのですが、その時点では冷蔵庫の外部は全く濡れていなかったため、原因は何か分かりませんでした。
我が家の冷蔵庫はkenmore bland の2ドアで左側が冷凍室になっていて、約10年が経っています。
取り敢えず床を修理する間は、冷蔵庫を前の方に出して、アイスメーカー用のホースを外していたのですが、数日後に冷凍室側の床に水漏れが見つかりました。
その時の写真は撮り忘れていたので、我が家のではありませんが、こんな感じでした。↓
原因
アイスメーカー用のウォーターサプライは切断されているのに、どこから来るんだろうと思ってググってみたら、冷凍室に問題がありました。
冷凍室には空気が凝縮した水が流れる排水溝がありますが、その排水溝が凍結して塞がっている為にそこから流れ出すことができない水が、ドアの下から流れているのが原因でした。
実は数回、冷凍室内の底に氷の塊が見つかったことがあり、どこから来るんだろう?と思いながらも、あまり気にせずそのまま取って捨てていました。←気にしろよって感じですよね。
結局、底の部分で捉え切れなかった水が、凍る前にドアの下から流れ出していたことになります。
修理法
修理法は至って簡単です。
冷凍室内の下部にある食料品を入れるバスケットを二つほど取り出し、奥にある排水溝近辺の氷をヘアードライヤーを使って溶かします。
*注意:修理前にコンセントは取り外しましょう。
ペーパータオルを引っ掛けているトレイの真ん中に排水溝があります。
この写真は、ヘアードライヤーで氷を溶かしている時に水を吸い取って前に流している時に撮影しました。
この前の下の方には水を吸い取る為に雑巾やタオルを数枚用意するといいでしょう。
*注意:ご存じだと思いますが、ドライヤーと水の接触で感電する可能性もありますので、ドライヤーと水が接触しない様に気を付け、ゴム手袋をして作業するようにしてください。
10分程でこの状態になります。
真ん中にある丸い穴が排水口です。ここから冷凍庫内の空気が凝縮された水が外に流れる構造になっています。
この穴の下にはプラスチックのパイプがつながっていますが、その中も凍っている可能性があるので、70~80度程度のお湯を1/4カップ程流し、排水溝から水が流れ出すことを確認したら終わりです。
これで、修理は終了です。メーカーによって異なりますが、冷蔵庫の後ろには排水溝のパイプから流れてきた水を溜める為のコップが付いています。
その中の水が溢れているか心配だったので、確認することにしました。
冷蔵庫の後ろには、レンチで開けるねじが付いています。ウォーターサプライの管を損傷しない様にパネルを気を付けて開けます。
中はここ10年間の埃を吸い込んで埃だらけでしたので、これでも掃除機で埃を吸い込んだ後です。色んなケーブルが繋がっているので、電気系統は壊すと私で修理はできませんので、余りきれいにはすることができませんでした。
我が家の冷蔵庫はコップではなく、底にトレイが敷かれていました。こんな感じで、真ん中の白いプラスチックの管を通って来た水がそのまま底のトレイに落ちて、乾燥させると言う構造です。
そんなんでいいの?的なデザインですが、それでいいんでしょうね。
まとめ
調べてみると、この水漏れはそんなに珍しい事ではなく悩んでいる人はかなりいる様です。
我が家の冷蔵庫は約10年経っています。
6~7年の冷蔵庫でもこの問題が起きているようですので、その位の年数が経っている冷蔵庫をお持ちの方は、冷凍室の排水溝が凍っていないか確認することをお勧めします。
我が家の様に冷蔵庫から漏れ出し、床までダメージにあってしまったら、大変なことになります。
この修理方法で解決しない場合は、専門の修理屋さんを呼んで修理してもらうか、新しい冷蔵庫に買い替えなくてはいけないかもしれませんね。
実は私達は、新しい冷蔵庫を買おうと思い先月から下見していたのですが、その間に需要供給の問題で冷蔵庫の価格が全体的に$400も高騰してしまいました。
我が家は取りあえず様子を見ながら、冷蔵庫の価格が下がるのを待ちたいと思います。