4月の中旬になってバンクーバーはやっと10℃を超える気候になりました。今週末には20℃を越えるとも予報が出ています。畑に苗を植え付けるのに適した気候ですね。
皆さんの中には、家庭菜園に興味があるけど、芝生を掘り起こして畑を作るのが大変そうだから諦めようと思っている方もいるのではないでしょうか。
そこで、芝生の庭を掘り起こす、簡単で効率的な方法をご紹介したいと思います。
去年旦那様から、やっと庭に大きな畑を作る許可が出ましたので、出来るだけ邪魔にならないよう庭の端の方に畑のスペースを作りました。それが隣の家の大きな木のせいで、せっかくの日光をさえぎられてしまって、とても残念な思いをしました。
そこで今年はその畑を1フィート(30cm)ほど前に移すことにしました。去年、大規模に畑を掘り起こした時は、何も考えず掘り起こしてしまい、後片付けがかなり大変でした。
その経験もあり、今回は無駄な作業なく簡単に効率的にできたました。この方法だったら、面倒に思っていた畑作りも「やろうかな」って思ってくださる方もいるかもしれません。
道具
先がとがっているショベルです。穴を掘る時などに便利です。
掘り方
1. まずは、Turf Edger を使って、穴を掘りたい場所に線を引いていきます。
![](https://honobonocanadalife.com/wp-content/uploads/2021/04/エジャー1-300x254.png)
2. 引き続き縦横10㎝位の間隔で線を引きます。
![](https://honobonocanadalife.com/wp-content/uploads/2021/04/えじゃー.png)
![エジャー3 エジャー3](https://honobonocanadalife.com/wp-content/uploads/elementor/thumbs/エジャー3-pxe9gwbnmauyt0eizgj5l0yuscofpqjogizcmlrwg8.png)
![](https://honobonocanadalife.com/wp-content/uploads/2021/04/エジャー3.png)
3. ショベルを使って角を一つ掘り起こします。後は10㎝程の深さに、全ての升を掘り起こしていきます。下の写真は、今回私の畑を前に動かすために必要な部分を掘り起こした時の写真です。
![](https://honobonocanadalife.com/wp-content/uploads/2021/04/畑2-1-300x225.jpg)
4. 芝生を掘り起こした後、ショベルで穴の土を深さ20㎝程耕して、細かく砕きます。下の写真はまだ細かくする前の写真です。3股の熊手(Asano Japanese Ninja Claw Rake and Cultivator)を使うと砕きやすいと思います。
![](https://honobonocanadalife.com/wp-content/uploads/2021/04/畑3-1.jpg)
5. 取り除いた芝生のブロックから余分な土をショベルでそぎ落として、余分な土は畑に戻して砕きます。
![](https://honobonocanadalife.com/wp-content/uploads/2021/04/土取る-300x66.png)
![](https://honobonocanadalife.com/wp-content/uploads/2021/04/畑4-1.jpg)
6. 新しいガーデン用の土を混ぜておしまいです。
![](https://honobonocanadalife.com/wp-content/uploads/2021/04/畑完成.jpg)
畑用の土の準備方法は下の記事をお読みください。
7. 余分な土を取り除いた芝生のシートは、芝生がハゲているか枯れている場所の表面を少し削り、移植します。上から少し踏みつぶし、水を二週間位あげ続けると定着します。
![](https://honobonocanadalife.com/wp-content/uploads/2021/04/芝移植.jpg)
まとめ
一年目の畑づくりが一番大変ですが、一度作ったら、あとは楽しい事が待っています。なんと言っても、自分の畑でとれた野菜は無農薬です。是非今年こそトライしてみてください!