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Notice of Assessment 知ってて置きたいポイント5点

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 Notice of Assessment とは

Notice of Assessment とは課税通知書のことで、タックスリターンファイリング(確定申告)をしたら、数週間後にCanada Revenue Agency(CRA)から送られてくる書類の事です。

確定申告は毎年4月30日までに申告することが義務付けられています。その期限を過ぎてしまうと、納税するまで納税金に利子が付いてしまいます。

タックルリターンファイリングに関しての詳細はこちらをご覧ください。

学生の場合は控除項目も多々ありますので、来年のファイリングの為に確認しておきましょう。

2021年から、CRAのホームページで My Account の登録をされている方には、郵送でのNotice of Assessment が発行されない様になりましたので、Notice of Assessmentを見たい方は、オンラインで My Account にアクセスする必要があります。

Notice of Assessment を受け取った方の中には、詳細を確認せずにファイルに保管する方や、その書類が何なのか分からないまま他の書類とまぎれ、毎年どこに行ったか分からなくなってしまう方もいるのではないでしょうか。

カナダでは、基本7年間は必要書類を保管する様に奨励されています。特に税金に関する書類や、光熱費などの請求書も居住地の証明になりますので、最低7年は大事に保管しておきましょう。

Notice of Assessment には色々な情報が書いてありますが、特に確認しておきたい5点を取り上げてみます。

チェックポイント 1
納税額または、リターン額

個人収入を得た方やCERBの受給によって納税が科された方は、Notice of Assessment に納税額が記載されています。

CRAのMy Accountを持っている方は、My Accountから直接納税することが出来ます。

My Accountをお持ちでない方は、CRA: 1-800-959-8281に電話して、クレジットカード払いをするか、Notice of Assessmentを持って、銀行で手続きしてもらい支払うことが出来ます。

CERBの受給された方で、$75,000以下の収入だった人の納税額には2022年4月30日まで、利息が付かない事になっていますので、まだ納税されていない方も心配しなくても大丈夫です。

リターンを受ける資格のある方には、その金額が表示されていますので、問題なく入金または小切手が送られてくるか確認しましょう。

チェックポイント 2
CRA の告知

「Explanation of changes and other important information 」と言うタイトルで、今年変更された納税に関する情報や、個人のファイリンの結果として計算された今年度に使える控除額が表示されています。

去年は特に、自粛対応として支給された補助金に対する税金の納税期限が2022年の4月30日までに延長され、それまでは納税金に利子が付きませんので、その対象となる方には、その様な告知が表示されています。

チェックポイント 3
Gross Income (総所得)

Gross Income (総所得)は、経費や、手当などを差引く前の額の事です。

Net Income (純所得/手取り)

Net Income (純所得)は、実際に手に入るお給料で、経費や手当を差引いたいわゆる手取り額の事です。

これらの項目は、銀行でのローンを借りたり、車の購入やリースの時に良く尋ねられる項目ですので、その様な予定がある方は知って置く必要があると思います。

チェックポイント 4
RRSP Contribution Limit(投資リミット)

RRSP(Registered Retirement Saving Plan)は、前年度の所得の18%($27,830以下)となっています。それ以上の入金で利益を得た場合は課税対象になります。また、CRAから毎月1%の罰金が科せられます。

Notice of Assessment の総所得や税金などの金額が記載されている表の項目の中に、RRSP Contribution Limit と言う項目があります。

CRAのMy Accountをお持ちの方は、メインページに4つのタグがあり、そのうちの一つに、RRSP and TFSAと言う項目があります。 

Contribution Limit は、その年上限まで達しなかった場合は翌年以降に繰り越しになり、毎年加算されていきますので、総額に余裕がある方は心配しなくても大丈夫ですが、毎年定期的に使われている方は、限度を超えないように注意しましょう。

RRSP に関しての詳細は以下の記事をお読みください。

チェックポイント 5
TFSA Contribution Limit(投資リミット)

TFSA (Tax Free Saving Account)も、RRSP同様毎年の投資金額の上限があり、それを越えた入金で利益を得た場合は課税対象になります。また、CRAから毎月1%の罰金が科せられます。

TFSAは2009年に開始された制度で、2021年度は$6,000が認められています。2009年から毎年の$5,000~6,000が承認されていますので、これまで総額は$75,500です。

Notice of Assessment の総所得や税金などの金額が記載されている表の一つに、TFSA Contribution Limit と言う項目がありますので、そこで確認してください。

CRAのMy Accountをお持ちの方は、メインページに4つのタグがあり、そのうちの一つに、RRSP and TFSAと言う項目があります。 ここに記載されている金額は、2021年1月から4月までの入金額が含まれていませんので注意しましょう。

Contribution Limit は、毎年上限まで達しなかった場合は翌年以降に繰り越しになり、毎年加算されていきます。

総額に余裕がある方は心配しなくても大丈夫ですが、毎年定期的に使われている方は、限度を超えないように注意しましょう。

TFSA に関しての詳細は以下の記事をお読みください。

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