カラーリリー(オランダカイウ)Calla Lily
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こちらは、我が家に今年初めて咲いたカラーリリーのお花です。
とてもエレガントな姿をしていますよね。ウエディングのブーケでもよくつかわれますし、嫌いな人はいないと思います。
カラーと言う名は、ギリシャ語のカロス(美しいの意)に由来し、カトリックの尼僧の白い衿に似ていることからつけられた英名だそうです。
白い花に言えるところは、実は花ではなく、仏炎苞(ぶつえんほう)といって葉が変化したもので、その中にある黄色い筒状の物がお花です。専門用語で肉穂花序(にくすいかじょ)と言います。普通には読めない漢字ですね。
似たような特徴を持つのが、BC州の州花でもあるハナミズキのお花です。
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こちらが、今年我が家に咲いたハナミズキの花です。
白い部分は仏炎苞で、真ん中の小さい黄色いブツブツがお花です。
南アフリカ原産のカラーリリーですが、バンクーバーのような一年の殆どが雨と言っても過言ではない気候でも良くお庭に植えられていて、良く育ってるのを見かけます。
我が家では、5年程前に鉢植えで買ってきて南側の庭に植えたのですが、大きな木に囲まれて、あまり日が当たらなかったのが良くなかったのか、2~3年は葉だけ伸びて一度も花が咲きませんでした。
そこで2年前に良く日が当たるところに引っ越したのですが、その年も葉だけで枯れてしまいました。
そして今年めでたく初めての花が咲きました。
来年はもっと咲いてくれるんじゃないかなぁ~と期待しているところです。
カラーリリー育て方
日当たりの良い所を好みます。
暑い日が続いている時は水をあげる程度で、殆ど世話がいりません。
カラーリリーには湿地を好むものと乾燥地を好むものとあるそうですので、ご購入の時は気を付けた方がいいかもしれません。白色のカラーはバンクーバーの気候にあっているようなので、お庭に植えても大丈夫ですが、色が付いているのは室内の日当たりがいい所で、水のやりすぎには気を付けた方がいいかもしれません。
種蒔きは室内で春に始めます。花が咲くには何年かかかるかもしれません。カラーリリーの種
花言葉
カラーリリーの花言葉は、花の色によって色々とあるようです。
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白
キリスト教の復活祭の時に良くつかわれ、「蘇り」や「復活」などの意味があるそうです。その他にも「純粋」「華麗な美」などがあります。
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黄色
感謝
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ピンク
感謝と賞賛
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紫
情熱
お花のプレゼントをする時に、何気に花言葉でメッセージを伝えるのも粋でロマンチックな感じでいいですよね。