芽キャベツ
メキャベツ(芽キャベツ)英語名は、 Brussels sproutsといいます。芽キャベツは、 アブラナ科の一年草でキャベツの変種のひとつとされますが、成長の仕方は全く違います。
キャベツ
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芽キャベツ
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害虫:アブラムシ
今年植えた芽キャベツの苗3本の内、一本が天敵の害虫アブラムシ(英語:エイフィッズaphids)の被害に合っています。こちらがその写真です。
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一粒が丸くて0.5mm位の大きさをしているのもあったので、最初は虫の卵かな?と思って手でつぶしてみたら「プチプチ」と音がしました。調べてみるとアブラムシ。イチゴとか他の野菜に着くアブラムシは透き通た緑色をしていますが、芽キャベツに着くアブラムシは灰色です。
ここだけではなく、葉の裏、茎、芽キャベツの芽の所にも少しついていました。
カナダでは、一般の人が使える化学農薬は市販されていませんので、自然に除去するしかありません。
除去法
ホースで水を掛ける
ホースの先をジェットモードにして、勢いよく流します。これが一番簡単でいいのですが、結局生きたまま下に流れてしまうだけですので、また這い上がってきてしまいます。結局のところ退治したことにならず、毎日繰り返す必要があります。
洗剤ベースの除去剤スプレー
洗剤ベースのアブラムシ除去スプレーをホームセンターで購入することができます。使用方法に従って除去しましょう。
牛乳スプレーを掛ける
今回私は、この方法を使いました。天気がいい日に、2%の牛乳をスプレーボトルに入れ、アブラムシがいるところに直接たっぷりとふりかけます。ふりかけた牛乳が完全に乾くまで放置します。
乾いたらホースで洗い流します。
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毎日点検
一度被害に合った苗は、この除去後もアブラムシが付きやすいので、毎日また増えてないか点検しましょう。
少ないうちは手でつぶして水で洗い流すだけで大丈夫です。
アブラムシが基本的に葉の汁を吸うので、アブラムシが付いていた葉は他の葉に比べると黄色く変色しています。芽キャベツも、もし被害に合っていると、変色している可能性があります。
収穫した時にアブラムシが付いていても食べられます。沢山ついていると気になるかもしれませんのが、よく洗えば取れると思います。