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【家庭菜園】樹齢50年 さくらんぼの木の剪定 2022年

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さくらんぼの木は、バンクーバーの気候に良く合っていて、余り手入れをしなくてもよく育ちます。

これから木を植えようと思っている方にはおすすめです。

 

さくらんぼの木の枝は、夏場の成長が旺盛で、そのままにしていると、どんどん上に大きく育ってしまう為、さくらんぼの実が手の届かない所にばかりなってしまい、収穫時に大変苦労してしまいます。

ですので、まだ木が眠っている間に、夏の成長を予測しながら上手に剪定をしてあげると収穫量をあげたり、木の成長をコントロールすることができます。

 

 

我が家の庭には、アメリカンチェリー(さくらんぼ)の木があります。

この家が建てられた時に植えられたものだと思われますので、ここ一体の住宅街1975年あたりに建てられていることから、樹齢は推定約50年

私が嫁入りするまでは何の手入れもしていなかったので屋根を越える程の巨大な木に育っていました。

 

嫁入りしたての頃は、バケツ2杯は楽に溜まるほどの収穫量だったのですが、知り合いの方が乱雑にしかも極端に剪定してしまって以来、幹から樹液が出始めたり、葉に無数の穴が開くなど、実の生産率も悪くなり、不健康な木と化してしまいました。

 

しかし、数年前から徐々に剪定し高さを切り詰めた結果、樹液の排出も落ち着き、新しい枝の成長で新しい葉の状態も良くなってきているので、なんとなく健康を取り戻しつつあります。

 

果物の木は、通常冬の間に剪定します。

どんな木も同じなのですが、一度に沢山剪定してしまうと木が枯れてしまう可能性があります。

基本的にその木の25%程に留める方がよいそうです。

 

我が家の庭にはさくらんぼの木の他に、りんごの木洋ナシの木があります。

これらの木は、2月までに剪定をした方がよいそうです。

 詳しい内容はこちら↓

 

 

去年の剪定

去年も3月のこの時期に剪定をしました。

気になる部分はもっとあったのですが、沢山切ってしまうと枯れてしまうので、グッと我慢して25%内に抑えて剪定しました。


収穫:さくらんぼの出来は豊作と言うほどの量ではありませんでしたが、大き目の調理用ボール一杯程は収穫できたと思います。

まだまだ手の届かない所に枝が残っていたため、収穫できないさくらんぼも沢山ありました。

剪定方法

25%内に抑えて2月から3月上旬までに剪定するのが良いと思います。

さくらんぼの実に、太陽の光が沢山当たる様に調理用ボールの形にするのがいいと聞いたことがります。

これまで、樹齢約50年の巨大樹何年もかけて調理用ボールの形を目指し剪定してきましたが、今年やっとその形に近づけることができました。

注:枝を切った所には、[Healing Agent](癒着剤)を使用されることをお勧めします。

天気が良い日に剪定し、切り口にこの癒着剤を塗ると直ぐに乾き、絆創膏の様に切り口を保護してくれます。これをしないと樹液が出て来たり、害虫が入ってきたりする可能性があります。

今年の剪定 ビフォー&アフター

ビフォー
アフター

ゴミ箱がいっぱいになったので、二週にまたがって剪定してみました。

検索してみると、さくらんぼの木の実の生産寿命約30年くらいだと書かれていましたので、もう寿命が来ていてあまりならなくなっているのかもしれません。

 

今回の剪定、チョット切りすぎた感も否めませんが、これが吉と出るか凶と出るかは、今年のさくらんぼの収穫時期の7月に乞うご期待😉

 

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